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#06 ハの字2列の平屋 :一級建築士が自邸の設計。斜めがほぐす間取りです。
難易度高めなテクニックなんですが、ちょこっと、建物の角度を振るって斜めの平面にすると、余白が生まれ間取りが「ほぐされて」いい意味で、緩いリラックスした間取りになります。
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「余白で平屋を繋ぐ」
2列の平屋を余白となる土間空間で繋ぐ。土間空間は斜めに広がる事で、家に入った瞬間に意識が庭に向かって拡がり解放されます。
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「中庭に開く」
斜めにした事で、リビングは中庭に向かって開き、寝室と角度がずれ真正面にならず、目線が庭を斜めに通る事がより奥行がある様に感じる。
「外からは覗かれない」
中庭に視線を向け、外からは覗かれない。
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「斜めにすることで、緩くつながる」
角度を振った為、周囲や家の中での繋がりは緩く繋がっていく。