アメリカ行ってきた(前編)
はじめに
年末年始休みでアメリカはフロリダ、オーランドのWDWに行ってきました。
せっかくなので思い出としてテキストで残します。
ただ楽しかったYO〜って書いてもしょーもないので、私個人視点で感じた何の根拠もないアメリカ感を書くという感じで。バンド関係ないから、バンドにしか興味がない人はハズレ回だと思ってください。
①そもそも
私はマーベルとスターウォーズが好き、妻は普通のディズニー好き。
マーベルとスターウォーズは現在ディズニー配下なので、まぁ共通の趣味と言えば共通の趣味ということになるかもしれない。
そんなこともありで休日はランドとシーに行くことが多かったり。本人は否定しているが妻はいわゆるDオタという類の人だと思う。
ただ日本のディズニーランド/シーって異様なまでにマーベルとスターウォーズを排斥している状態で、ショーでもアトラクションでも関連するものがほとんどない。スターツアーズがスターウォーズのアトラクションって知らない人すらいる気がする。
だったらSW/MARVELモリモリの本国ディズニーランド行っちゃえばいいんじゃね〜と思い始めて行ったのが去年。色々あり今年も行くか〜となってまた行ってきた感じ。
アメリカのディズニーランドって2つあって、LAはアナハイムのディズニーランドリゾート?と、フロリダはオーランドのウォルト•ディズニー•ワールド(略:WDW)。どっちも行ったことあるんだけど、今回はフロリダのWDWの方に行ってきた話。
ちなみに先にできたのがアナハイムで、その後にオーランドにできたらしい。フロリダ自体が観光立国らしく、WDWの近隣にはシーワールドってでかい水族館とか、ユニバーサルスタジオとかもある。
②移動
羽田〜トロント〜オーランドで乗り換え1回。そもそも日本〜オーランドは、地球の反対すぎて直行便がない。飛行機に乗っている時間で15時間、乗り換え時間も含めると20時間くらい。オーランド空港に着いてからホテルに着くまでにもバゲッジクレーム&バス待ちなどでつまり丸1日かけて移動。アホか。死ぬっつーーーーの。
航空会社はエアカナダ。ロスバケ不安あったけど特になく終了。スタッフさんの対応も特に差別など気にならず。
ちなみに、一回カナダ経由するのでカナダ入国用のビザも取得した。ちょいめんどくさいし、コレはコレで金がかかるんだけど、米系航空会社のLAとかダラス乗り換え便に比べると、エアカナダでトロント乗り換えの方がはるかに安い。
時期や場合にもよると思うけど、北米行きの航空券をFSCで取ろうとすると1人20万が普通くらいの感じなので、少しでも安く抑えたかった。
③Walt Disney World
概要
WDWの説明を書こうかと思ったんだけど、俺が書いてもしょうがないと思い、Chat GPTに聞きました。
とのことです。要はめっちゃデカい。
日本に比べてとにかく土地が余っているので、アトラクションの建屋自体がデカい。つまりどのアトラクションも体感時間が長い。(日本も新しいアナ雪のとかめちゃ長かったけどね)
ジェットコースターの速さとかGのかかり具合とかもエグい目。タワテラとか体感2倍くらい落ちてんじゃねーの?って感じ。
総じてアメリカンな雰囲気のアトラクションが多い印象。まぁこの辺りの詳細を俺が書いてもしょうがないので、気になる人は調べてみてください。
エアロスミスの曲が爆音で流れるドドンパみたいなジェットコースター(なぜ?)
縦移動に加えて横移動もするタワテラ(なぜ?)
敵に捕まって逃げるまでをビークルに乗ったり落ちたりしながら結構リアルに体験できるSTARWARSモチーフのアトラクション(すごい)
などなど…
The Hall of Presidents
特にアメリカンなアトラクションはこれ。
マジックキングダムという東京ディズニーランドの元ネタのパークにある。アメリカについての歴史やら偉業やらを紹介してくれる謎アトラクション。概要は以下。
小粒なものから大粒なものまでメリケン偉業をひたすら紹介してくる。1776年の独立から数えて大体250年くらい?しか国の歴史がないからなのか、とにかく「歴史はないけど俺たちすげーぜ!みんな自信持ってやっていこーぜ!」感がすごい。
植民地からの独立国だからこそなのか、勝ち取った自由がどれだけ素晴らしいのか、民主主義がどれだけ合理的なのか、大統領制や選挙制度の強固さ、を嫌と言うほど主張してくる。
ディズニー本人も大戦中のプロパガンダに協力的だったし、いい意味でも悪い意味でも国家との結びつきが非常に強い企業だなと感じた。WDW自体が小中学校の校外学習とかにも使われているらしく、社会全体として愛国心の醸成に余念がない。
日本の教育カリキュラムでは、先の大戦の負の側面を学ぶ機会が非常に多かったけど、アメリカは国の成り立ちや隆盛や繁栄、近代の政治家の偉業なんかをインプットする機会が多いんじゃなかろうか。
前半の映像でのアメリカ紹介動画では太平洋戦争についても触れていたけど、原爆については触れず。オッペンハイマーでもそうだったが、広島/長崎に関して、『触れない』という対応を取られると正直ムカつく。勝手に落として勝手に英雄視して勝手に臭いもの扱いかよ、みたいな。
これ以外の映画やドラマの中でも、史実としての消費ではなく、アイコン化されたあとの部分の消費しかみない印象を受けているけど(LA火災に対してのコメントとか)、このアトラクションも2017年にリニューアルしたらしいので最近の米国の傾向なのか?とも思う。
詳しいわけではないのでこれ以上の言及してもしょうがないんだけど、モヤった部分だった。
ただ意外だったのは、そもそも太平洋戦争については重要なポイントとして紹介していた点。日本サイドからすると「アメリカからしたらワンオブゼム戦争なんだろうなぁ」と思っていたけど、案外そんなこともなかった。もちろん冷戦や9.11やイランイラクの方が尺は長かったとは思うけど、戦後の年数を考えると重要度は高いのだなぁと。
Guardians of the Galaxy: Cosmic Rewind
あとこれもアメリカンだった。
MARVEL GotGテーマのジェットコースター。
2×2シートのビークルが10個くらい連なった列車が1組分なんだけど、このビークルが回る。とてもぐるぐる回る。簡単にいうとめちゃくちゃに回りながら爆音でダイナソーロックが流れるスペースマウンテン。
めーーーーちゃくちゃ楽しい。楽しい。マジで。楽しすぎて4回乗った。
プレショー(ex.タワテラのシリキ・ウトゥンドゥの紹介のアレとかのこと)では、なんでこのアトラクションに乗るのか、みたいな背景設定を語ってくれるんだけど、正直全部わからなくても楽しい。実際妻はGotG1のみ視聴だったけど全然楽しそうだった。
ただ設定は結構作り込まれていて、ピーターが昔エプコットに来たことがあるとか、1の舞台のザンダー星がパビリオン出すことになったとか、惑星ジャンプできるアイテムをエターナルズで初出したセレスティアルズがオーバーテクノロジーだからつって奪いに来るとか…
MARVEL全部見てる人は一瞬でわかるとは思う。俺のカス英語力でもわかった。
流れる楽曲はランダム。俺はアースのSeptemberが流れる回にどうしても乗りたかったんだけど、結局巡り会えず…。
その他このアトラクションで流れる曲のプレイリストを見つけたので置いておきます。よく見たら去年も合わせるとマジでSeptember以外全部引き当ててるのに…なぜ…
確かに全部ピーター聴いていそうなんだけど、AwesomeMixに入るほどスカした選曲じゃなくてシンプルに盛り上がる曲、って感じの選曲ですごい絶妙。
SeptemberとかEverybody~とか、絶対に映画製作陣の話題で上がったと思うんだけど、AwesomeMixに入れるとシャバくなりすぎちゃうから抜いたんだと思うんだよな。
終わりに
書ききれん。
とりま移動と遊びについては書いたから一旦区切る。前後編にしようこれ。次回になるかどうかはわからんけど、宿編と飯編は後編に持ち越しで。
ここまで書いて思ったけどマジで音楽関係ないな。まぁあなたがミリでも興味のあるバンドの作詞を少し担当しているアラサーは、こういうエンタメをこういう視点で享受しています、という参考までに…
自分で書くのは違うと思いつつこういう意味不な記事も世界で3人くらいには需要あるかなと思いながら書いてる。
あとコレは俺都合だけど、こういうの書いてないとマジで旅行のこととか忘れるから…
宣伝
多分ここまで読んでいる奇特な人は、すでに購入もしくは予定確認済みだと思うけれど、時速36kmの東名阪ツアーが2月から始まります。
一般発売前の各プロモーターさん抽選が始まっています。もう買った人は友人知人をお誘い、予定が埋まっている人はもう一度予定を確認してくれると助かります。
東京(ぴあ)
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?lotRlsCd=32489
名古屋と大阪(イープラス)
最近出した新曲とか、出してない新曲とかもやります。サラッと新情報。あと関東と同じく先方のカバーもやらせてもらう予定です。(あくまで予定ですが)
よろしく〜。
あと本当に全然関係ないけど、このご時世に結構大きい(ないし大きくなりたいんだろうなと見える)アーティストが性別限定ライブを新設してやっているのを見ると「こういうのってセンシティブだしわざわざ新たに銘打ってやることなくないっすか…?」って言及するスタッフやメンバーが1人もいなかったのか、と思ってビックリしちゃう。
最悪リテラシー問題とかならまだ前時代的だなぁでビックリなだけだけど、ディブランディングになりうるリスクと、一時の話題性を天秤にかけて後者を取ったんだとしたら、俺はウマ合わないだろうなと思う。むしろブランド作りならわかるけど、でももうそういうの流行んないってわかるじゃん流石に。これ以上言うと嫌われそうだからやめる。
つづく。