「ミステリー列車が消えた」西村京太郎
今日の思い出した1冊!
「ミステリー列車が消えた」西村京太郎
この本が、自分にとって記念すべき「はじめて読んだミステリー」であり、
「初めて読んだ西村京太郎作品」になる。中学2年か3年の時だ。
これをきっかけに、十津川警部シリーズ中心に西村作品を読みあさった。
中学時代に西村京太郎を読みつくして、高校では赤川次郎を読みつくす。そして、その間に椎名誠を読みつつ読書の習慣が身についた。
西村京太郎と赤川次郎には本当に感謝している。二人の作品を悪く言う人が多い気がする。実際に「直木賞」を取るような作品ではないかも知れないが、若者の読書離れに歯止めをかける、とても大切な役割だとおもう。
ミステリー小説なので、詳細は避けるが、「本当にミステリー列車が消える」のである。
夢中で読んだことを覚えている。
年をとることは、そんなに悪いことだとは思っておらず、中年になった今も今が一番楽しいと思うし、中高時代が一番辛かったと思うので、あの頃に戻りたい!とは。自分は基本思わないタイプだ。
ただ読書に関しては、あの頃の方が新鮮に楽しめたので戻りたいと思う。本屋で、新作が出ていることを知った時の喜び、購入して家で読むときの喜び、ページをめくる時のドキドキが懐かしい。
年を取ると、余計な箇所等が気になってしまい、作品に没頭する前に、批評してしまう自分がいて嫌になる(苦笑)
心よりお悔やみ申し上げます。