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「俺はめぐりズムに狙われている」2024年10月16日

・この動画が良かった。皆次の日も業務があるいい年したおじさんたちが、深夜3時にお楽しみ会を開催している図がシンプルに面白かった。あと声がかかった9人のうち5人もパーティーに来ていたのも、一切自分のことではないのに嬉しくなっちゃった。子供の頃に想像した自由な大人像を地でいっている。

・このお楽しみ会の招待状の書き方が「明日午前3時」という書き方だったせいで、実施がその日の夜or明日の夜なのか分かりづらかったらしい。普通に子供が居る山口さんが、普通に子供寝かしたあと究極2日来ようと思ってたと言っていて驚いた。オモロに真剣すぎる。

・俺も絶対2日行くだろうな。楽しみ会への行きたさよりも、楽しいことがあった場合に自分がそこにいないことが許せないから行く。消極的理由で行く。あとあまり俺を舐めんなよという気持ちで行く。

・この動画は恐ろしいことに案件動画である。この動画は花王からの案件で、「就寝時に、目の周りを蒸気で適度に温めると、いい寝つきにつながりやすくなる」ことを啓蒙する内容だ。案件といえば基本製品を紹介するようなイメージなのだけど、なぜか啓蒙に留まっている。

・これは多分、めぐりズムを直接案件にすると製品と健康効果を直接結び付ける広告になってしまい、それだとなんらかの法律に抵触するから、この形になっているのだろう。オタクってこういう三店方式みたいなの好きだよね。俺は好き。最近知ったのでいえば、ラブホの1階に外部から出入りできる飲食店をくっつけることでラブホ条例から外すことが出来るという話。こういう大人の工夫だ~~~いすき。

・これもまあ~賢いことやっているなと思う。目の周りを蒸気で温める商品の市場では、めぐりズムが圧倒的1位だもんな。確かに、この市場でのシェアを獲得するために、めぐりズムの良さをPRする必要はない。むしろこの市場の製品を購入していない層へ「良い寝つきには目の周りに蒸気をあっためたほうがいいですよ」というメッセージを伝えたほうが売上は伸びるだろう。シェアじゃなく、市場規模そのものをでっかくするべきだわ。花王は。

・そういえばめぐりズムのPRってオモコロ以外の場で見たなと思ったら、あれだ、シャニマスのライブだわ。

・こっちは、はづきさんがプロデューサーである我々にリラックスのための差し入れとして、めぐりズムを提供している形式のCMだから直接めぐりズムの広告をしても問題ないのだろう。はづきさん、眠りにいいですよ~とは一言も言ってねえし。

・なんか花王のマーケティング部の人怖いです。オモコロ・シャニマスとかって消費層の平均年齢30歳前後の夜更かししちゃうタイプの社会人が多いだろうから、彼らに蒸気で目を温めて寝る習慣を付けさせるのは正しすぎる戦略だ。しかもこいつらオタクだから、一生同じもの買うし。あとコラボとかされるとちょっと気になっちゃうし。俺は睡眠に悩みを抱えていないのに、気になり始めてるし。

・この両案件を考えた人がちゃんとオタクであってほしいな~。もし、全くオタクではないツーブロゴリラが、「はづきさん?に差し入れさせてオタクに買わせましょう(笑)」で決めてたとしたら惨めすぎる、俺たち。それでも買うけど。

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