扇田裕太郎『僕のブルース・ロック道』　Vol.35 & 36 合併号

【今週の目次】

1.今週の序文
2.ライブレポート＆近況報告
3.最近聴いた音楽／オピニオン（洋楽ファン御用達）
4.とっておきのお店紹介：第35&36回「 荻窪 / 濃菜麺 井の庄 荻窪店 & 中華そば春木屋 」
5.「英語でギター」の近況と案内
6.今後のライブスケジュールなど
7.今週の動画（メルマガ限定動画）
8.編集後記

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1.今週の序文

原始神母と”RISE”GEMS!!という大きなツアーが終わって、劇団東京倶楽部の演劇の世界にどっぷり。

音楽と演劇。

音楽にセリフや背景、心象風景が重なると同じ音楽でもいろんな色に変化する。
同じメロディ、同じ歌詞でも表情は大きく変化する。

逆にセリフのやり取りに音楽が加わると独特の景色が生まれる。東京倶楽部の役者さんたちは音楽との相乗効果を上手に利用して、音楽を味方に付ける喋り方というのを知っていて、そこにマジックが生まれる。

今回はギター1本、生で演劇に音楽を付けることになったので、これは初めての経験だし、かなりシビれることになった。

ここへ来てまたしても初めての経験。
今年は初めての経験だらけだ。

初めての経験は、初めての成功や、初めての失敗を伴う。
稽古場で失敗を繰り返して、少しずつ修正していくといつの間にかギターがうまくなったような気がした。特にインストのメロディをアコギ1本で弾くのは実はかなり難易度が高くて、一皮むけたような気分。

でも一番は重なりの景色。

たくさんの景色を経験させてもらった。
歌詞、言葉はもちろん、メロディやコードも、ストーリーと重なると、なんとも言えない景色を醸し出す。それが答えだと感じたら、その景色を再現するのが僕の役割ということになるので、それは音色やメロディや右手や左手のアクションではなく、景色を描くという仕事になる。
もちろんいつもの音楽もそうなのだけれど、演劇の質感というか、新しい景色。重なりの景色を描く。

今回、初めて演劇で歌を歌う機会に恵まれた。

みんなで全力でシーンを繋いで、いざ自分の歌にバトンがまわってきたとき、そのプレッシャーはこれまで感じたものと異質な何かを感じた。その重さ。思い。

それに応えようと歌に取り組むと、また新たな扉が開いた。

僕が舞台に立つのは今回が5回目。そのうち4回は菅田俊さん主催のこの劇団東京倶楽部だ。今回は演劇を収録して動画サイトから配信ということになるらしい。カメラから世の中へ、あの劇場で起こったことがどのように皆さんに伝わるか楽しみであると同時に、やっぱり生で観てもらいたかった悔しさというのもある。

いや、、だからこそ。
それがこのコロナ禍での最大の学びなのかもしれない。
自分の演者としての覚悟。のような。
これまで目の前のお客さんに甘えてたのではないか？とか。

誰がいようがいまいが、生きてるだけでショータイム。

その覚悟をもって、12月17日（木）の僕のソロとしては初となる無観客配信ライブに挑みます。
がんばります！！！

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★扇田裕太郎 Solo Live Streaming Vol.32★
～ Thank You 2020 年末スペシャル ～

秋葉原CLUB GOODMANからの [無観客ライブ配信] 開催！

出演：扇田裕太郎 / Vo,Gt

開催日時：12月17日（木）20:30～

開催URL：https://youtu.be/D6pzzcdynjA

料金：無料視聴 投げ銭チケット制
ライブポケットチケットにて1口500円から可能です。購入制限はございません。
投げ銭チケットの購入は下記のURLよりお願い致します。
https://t.livepocket.jp/e/s0e92

※投げ銭チケットの売上は、アーティストの出演料、配信ライブの費用に充てさせていただきます。

※ 再配信は12月20日（日）20:00～扇田裕太郎YouTubeチャンネルにて開催。本人もチャットに参加します。

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★扇田裕太郎 YouTube Channel ★

https://www.youtube.com/user/ogidayutaro

YouTubeは登録者数が1000人を超えるといろんなことがやれるようになります！
チャンネル登録と拡散のご協力いただければ助かります！

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2.ライブレポート＆近況報告