設備保全とは
なんてかしこまった感じでタイトル書いてみたけど、設備保全て何なの?てのを少し書いてみます。
私は、高校卒業して入社した会社に20年いました。
(正確には19年ですが)
その中で18年、設備保全と言われる部署で働いていました。
辞める最後の1年は役職ももらってやってました。
とある工場の設備保全なので他の大きな会社さんは分からないですが、私がいたような会社は設備保全てのは、何でもやらされていた。
何でもと言うのは、ほんとになんでも。
工場の設備の異常対応これは普通、依頼作業これも普通、トイレの水漏れこれは今思うとおっ!てなるね。入った時なので何とも思わなかったけど。あとは、フォークリフト壊れたとか、これは内容にもよるけどやれるやつはやってたかな。配線修理やグリスアップとか、さすがに油圧ホースパンクはやれなかったかな。部品無いし。
すごかったのはペンライト点かなくなったからなおして。これはさすがにみたけど違うんちゃう?とは思った。
最近は、そこまでやる暇が無いのと、本来やらなければならないことをやっていなかったからそこを正したからやらなくなった。やれなくなった。
何故そのようなことをやっていたのか?
それは、保全に配属される人はその当時は、製造から出された人、ということは、お金を生む人では無い人。所謂間接部署と呼ばれる部署になる。
なので、立ち上げ当初はやれる仕事は何でもやらされていたとなる。
一応、会社として定時8時間として、その8時間分の仕事を与えなければならないからそうなっちゃう。
仕事がなければ。
私がいた会社はと言うかいた工場は本来やらなければならない設備保全の仕事をほとんどやっていなかった。
異常対応ばっかり。
実際、設備も古くてつくりも悪くてよく壊れていたから異常対応も多かった。
同じ会社の他の工場から出向で何人か設備保全の方に来てもらってみんなで正していって何とか今に繋がってきた。
本来の設備保全てのは、使用する設備の点検や定期整備が主な活動。
点検で見つかった不具合の改修等を進めていって設備の故障周期を伸ばしたり異常対応から原因をつきとめて対策を行い再発防止に繋げる。
使う設備の使用期間内にいかにして設備を異常停止させないように点検や整備をしてあげるか、新しい設備では今までの過去トラブルや不具合に対してひとつでも多く改修してあげると設備も異常が少なくなり安定して製品がつくることができるようになる。
それを働いている人が変わっても続けていけるのが一番良い。
少なくとも私はそうしてきたから、前の会社を退職できたと思っています。
こんなこと書いていますがひとりでやるもんではなくみんなでやるものと思っていた方が絶対良い。
自分より仕事ができる人を育てた方が良い。
これを読んでくれた方の中で少しは設備保全に関して知ってもらえたら嬉しいですね。
そんなことを、また別の会社でやらないといけないみたい。なんで転職したところだけど、また今の会社辞めなかんで辞めてくるか。
なんかおもろそうなんで。
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