King's College London(KCL)の在学証明書について調べてみた②

こんにちは、マサヒコです。
前回は楽しい間違え探しに没頭してしまい、解説が書ききれませんでした。
記事の反響が大きく嬉しいです。皆さんKCLについて興味があるんですね!

以下は、下記リンク先の内容を意訳・要約しながら解説します。
私はIELTSも未受験ですから英語はお世辞にも得意とは言えませんが、、なるべく自然な翻訳にチャレンジしつつ読み解いてみましょう。
(翻訳内容と区別するために、私の意見・解説は"<>"で囲うことにします)

①使用できるシーン・発行方法

・「銀行口座の開設」「市税の免除」「大家への身分証明」「学割取得」「図書館の会員登録」「仕事や追加コースを申し込む」など、様々なシーンでの在学証明として使用可能

・在学証明書は「生徒記録」画面からダウンロード発行が可能

②在学証明書のフォーマット

在学証明書に含まれる情報は下記
・「所属するコース名(例.英文学士)」
・「コース開始日・修了予定日」
「現年度の在籍状況」
・「自宅/下宿先の住所」

③在学証明書の発行手順

1.「生徒記録」にログイン
2. 記録情報が正確かつ最新版であることを確認
3. 学部生・大学院生/大学院研究生かによって異なる手順を実施
4.「Confirmation of Study letter」ボタンをクリック
5.「銀行口座開設用」「その他」から使用用途を選択
6.「Generate letter」を選択
<発行手順はオンライン上で完結するようです。とても早くて簡単ですね

新入生の場合、下記の登録手順を踏んだ後に発行可能となるようです。
1. オンライン登録を完了
2. 留学生の場合は「Right to Study check」手順を完了
3. 本人確認後、学生証(ID)を取得する
<最初だけ少し面倒ですが、2度目以降はとても早くて簡単ですね

<コロナ渦でのオンライン授業の際には、学生証(ID)受け取り前に在学証明書の発行が認められた例もあるようです。柔軟な対応は大切ですよね>

<2021年当時の制度は現在と違っていたようです。コロナ渦ですから無理もありませんね>

④在学証明書が認められない場合の対応手順

在学証明書は大学が発行する正式な書類であり、誰かに信頼性について質問された際は下記の手段を取ることを推奨する

・印刷はカラーコピーで行う
このページを相手に見せ、情報を確認してもらう
相手にスマホ/PC上で在学証明書を生成する様子を見せる(可能なら)
・銀行での証明時は不慣れな担当者ではなくマネージャーにつないで貰う
・大学生の口座開設に慣れた、大学付近の銀行支店で申し込む
・上記でも受け入れられない場合は、別の銀行で申し込む

学歴詐称や在学証明書の偽造を疑われた際の対応マニュアルですね。紙やPDFだけ見せても、在学証明書について知らない相手には疑われてしまうこともあるでしょう。この際は立証責任は学生にあります。項目を見る限り銀行でのトラブルが多いようですが、他の場面でも推奨手順に従えば迅速・確実に在学を立証できますね

⑤在学証明書が発行できない場合

主に考えられる理由は下記
・今年度のコース登録が未完了
新入生:学生証(ID)の取得・「Right to Study check」手順完了が必要
帰国生:再登録手順を完了後、48時間経過が必要
・再就職中/休学中
在学状況によっては自動発行されない場合あり。「発行不可」ではないが、在学状況・発行理由の確認が必須。必要に応じて手動発行を実施する
・大学院研究生で論文発表直後
論文発表による記録情報の更新直後は自動発行されない場合あり

⑥現住所を証明する方法

「銀行口座の開設」「市税の免除」など住所証明が必要な際についての説明
・現住所の証明/在学状況の証明 の切り分けを理解することが大事
・「Confirmation of Study」の主目的は在学状況の証明であり、現住所の証明ではない
・「自宅/下宿先の住所」の記載もあるが、これはあくまで学生への連絡のため。また「自宅/下宿先の住所」を最新状態に保つのは学生の責任・義務
・「Confirmation of Study」を現住所の証明として受け入れるかは相手次第
・現住所の証明には「賃貸契約書」「公共料金の請求書(水道/ガス/電気など)」「銀行取引明細書」を使うのが一般的

まとめ

いかがでしたか?
KCLの在学証明書について、知見が深まったことと思います。

記事への反響が好評でしたら、またKCLの詳細について解説していきますね。

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