お寺で お箏体験会

 今 近くの小学校では、校舎の改修工事をしていて、子どもたちは仮校舎に居ます。1学年50人に満たない小さな学校でも全員正座をしてお箏の体験をする教室がないんです。
 そこで、本堂で開催する事にしました。
  

講師は正派邦楽会大師範、川守雅楽伎さんです。お着物で奏でる「春のうみ」は本当に素敵でした。
お箏の爪は今では入手困難な象牙でできていて大切にしている事、日本人としての誇りを海外での演奏活動を通して感じた事など、伝統楽器の体験だけではない貴重なお話をうかがいました。

後半は 初めての演奏体験です。お箏は初心者にも すぐ綺麗な音が出せるので(でも奥が深いです!)どの子も夢中で楽しんでいました。

先生方は 「仏様に見守られながら伝統楽器の体験なんて特別ね。いい経験をさせてあげられた。」と、言ってくださいました。
仏様に見守られながら〜と、感じているのは大人たちだけかな?と思いますが、いつか思い出してお寺を身近に感じてくれたら、うれしいですね。

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