僕はピンタレストを辞書にすることにした
2017年5月からPinterest Japan でマーケティングを担当しています。
当然ながら職務を全うしつつも、何か一つ「俺はこれを成し遂げる!」があって、それが叶ってこそのビジネスライフだと思っています(個人的な見解)。
例えば前職のTwitter Japan では
・Twitterでテレビおよびコンテンツの価値、そして視聴習慣を新しくする、盛り上げる
・エンタメ業界のインフラにする
・広告というものの価値観を変える
というのを目標にしていました。
話せばそれぞれ長くなるし、いろんなご意見も賜りそうなので省略しますが、自分としては全て叶えることができました。Twitter を卒業させてもらったのはそれがきっかけの一つです。
さて、Pinterest Japan で働きたい!と思ったきっかけは別途語るとして、実際にご縁あって働くことになった以上、やはりPinterest においても叶えるべき目標を持って、それを叶える。
ただ実はこれまでは、それが何なのか、が自分の中で本当の意味でしっくりきてなかった。いえ、この事自体は全くネガティブではなくむしろポジティブです。なぜならPinterest というサービスには可能性が無限にありすぎる。ありすぎるのです。老若男女では語れないほどに、人それぞれに使い方があり、まさに「自分のためのサービス」だからです。ユーザーの数だけ使い方が違う、見てるUIが違う。とても魅力的です。
なので正直これまで僕の目標は「Pinterest のユーザー数=インターネット人口」にすることでした。生意気ですよね、でも結構本気です。
これを叶えるために、僕は
・人それぞれに違うピンタレストの使い方を、とにかくたくさん発見し応援し紹介する
を特に大事にして向き合う仕事をしています。
そんな中で当然自分自身がモヤっと想像しづつけた、「Pinterest が提供できる新しい価値」をもう少しわかりやすくムーブメントに落とし込みたい。いろんな方とお仕事する中で、まあ刺激をたくさんもらうし、イメージを凝縮させようと思ったらすぐ新しい刺激があって妄想がまたドカンと膨らんで、の繰り返し。「あーもうあと少しだったのに!」と文句を垂れながら内心ワクワクが止まらない、そんな1年でした。
そしてこの度、「これだ!」に出会えました。
Pinterest を辞書にする。
Wikipedia、Google、Yahoo!にも載ってない答えが載ってる辞書にする。
それは言葉に表せない感情、状況、事象、雰囲気。
その答えをユーザーみんなで作るんです。
SNSでよく目にする「エモい」「チル」「卍」から、わかっているようでわかっていない、また人、世代によって違ったりする「カワイイ」。
これは辞書を引いても、たとえ定義がされても絶対に足りない。言葉だと足りないと思う。
これがPinterest のボードに膨大な数のビジュアルでもって表現されていたら。「あーこういうのがエモい、なのか」と。
言葉で表現できないコトバをPinterest という辞書でビジュアルで表現する。
「ゆるふわ」って何?そんな時はPinterest で検索をする。そんな存在に持っていく。
これが僕が、僕の立場を全うして表現する
ビジュアルディスカバリーエンジン
の一つの答えだと、ビビっときました。
早速いてもたってもいられずTwitterに。
そしたら早速その辞書に「ときめき」が追加される予感。
どんどんピンタレスト辞書に単語が追加されていく・・とてもワクワクしませんか?
というわけで、さあこれからどうしたものか。
考えます!
みなさんでもっとピンタレストに素敵な検索結果、レコメンドが生まれるように、ご賛同、ご参加お待ちしています!
「Pinterest ならでは辞書の単語の数、100個」
って感じかなぁ、多すぎかな・・楽しいぜ