-ソシャク- あの会社はなぜ「違い」を生み出し続けられるのか 13のコラボ事例に学ぶ「共創価値のつくり方」その2
【最初に】
自分が読んで勉強になった書籍を、自分の解釈も入れながら実際に使いやすい形で要約しよう!という試みです。
文字数は、他のnoteと比較すると少ないかもしれません。というのも、短くてわかりやすいほうがいい文章だと思っているからです。
"読んだ感"ではなく、"何に気づけたか"を大事にまとめていきますのでよろしくお願いします!
今回はその1の続きですので、ぜひその1も読んでみて下さい!
【前回のまとめ】
【本文】
4P→4Cへ
ではどのように「選ばれた価値」を創り上げればいいのか?をこれまでの訴求方法と比較して見ていきたいと思います。
※2015年の話です。
これまで:4P(Product, Price, Place, Promotion)
優れた製品づくり
需給に基づいた競争力のある価格設定
消費者の手に取りやすいようにする
買いたくなるような販売促進
これまでは、この4つを実行できれば売れるような時代でした。
しかし、それぞれが下記のような理由で達成困難になってきました。
優れた製品づくり←コモディティ化により難易度高すぎ
需給に基づいた競争力のある価格設定←コモディティ化により難易度高すぎ
消費者の手に取りやすいようにする←ECの普及により、あらゆるものが簡単に手に入る(流通そのものがコモディティ化)
買いたくなるような販売促進←モノが溢れ、選び放題の消費者にとって、「購入して!」という方法は悪手
モノやサービスが溢れ、簡単に手に入る時代に、苦しい思いをして生み出した商品は消費者にはありふれたものに見えてしまう。しかも、頑張って作ったものだから必死に売り込むのですが、それが逆効果になって買ってくれなくなる。というわけです。そこでこれからは下記の売り方もしていきましょう。
これから:3C(Contents, Communication, Community)
Contents
コンテンツマーケティング(深く、濃い、コンテンツを常軌を逸して発信していく。発信内容は、理念・想い・ストーリー・商品背景など)
-1000種類アイスを食べそれをブログ発信している人のおすすめの方が響く
Communication
価値・魅力を伝え、企業↔顧客・顧客↔顧客のコミュニケーションを起こす。
-コミュニケーションを通して、製品のことを自分ごと化してもらう
※「モノを買って!」と伝えるのではなく、こんな考えをもっているんです!と伝える
Commuity
参加価値を創り出す
-製品の価値、流通の価値が下がってきているので、「共感できる理念をもったコミュニティに所属する価値」を提供し、「買うならこのコミュニティの繋がりから買いたい」という状態を創り出す
モノやサービスがコモディティ化した時代では、選択肢が多すぎて消費者は何を購入していいかわからなくなっています。
では、何をもって選んでもらうのか?なのですが、それは共感できる・支持したい・この流れに加わりたいという気持ちになります。この気持ちを高めるためにコンテンツマーケティングを実施したり、SNSでコミュニケーションを取っていくのですが、一番気持ちを高められるのがコミュニティです。
やっと、コミュニティです!
ここから、コプロ(コミュニティプロデューサー)として興味のある内容になってきます。
次回は、コミュニティについてまとめていこうと思います!
【まとめ】
コミュニティ内で「こんなことがしたい!」という人が現れ、それに共感したメンバーが集まり一つのチームとなって共創が生まれていきます。