129.サバゲーで学ぶ!エンタメ研修体験会
今回は Kenichiro Asai さんのお誘いでエンタメ研修に参加しました。端的に「めっちゃおもろい」これしかなかったです。サバゲーの体験から学びを得る研修です。場所はJR東西線御幣島駅にある、今は使われていないバスターミナルで行いました。
次回11/16(土)10:00~12:30も決定しています!興味ある方は是非!
初めてのサバゲー
話を聞くことは多くありましたが、実際に体験したのは初めてでした。とは言えあながち初めてではないのかもと、帰り道中で過去を振り返って感じました。
中学2、3年生頃だったと思います。エアガンが流行っている時期があって、友達皆で夜の公園でまさにサバゲーをしていました。今思えば防具何もなしでBB弾のエアガンで遊んでいたのが恐怖しかないですね・・・無知とは恐ろしいです。
ただ、問題があって撃ったのはいいが弾の回収が夜だけに難しく、結局翌朝に回収しないといけなかったことです。笑
今回はBB弾ではなく以下の一式を使用
ヘッドセットを装着しプレーします。光線銃なので危険もなく特殊な装備も不要でプレーできる所が嬉しいですね。
ルール
今回のルールは銃で撃たれると、ヘッドセットから音が鳴りますのでその時点でしゃがみ込み、手を挙げて助けを待ちます。
撃たれた人は仲間に5回タッチされたら復活できます。但し、タッチしているときは立ったまま行わないといけないので無防備になります。
勝敗はどちらかのチームが全滅するか、マーカーを取って相手陣地に置くことで決まります。但しマーカーを相手陣地に置けるのは事前に決めた1名だけです。
ただ、今回は建物の1フロア内で行ったので、人の密度が高くマーカーを相手陣地に設置するのは難しい印象を受けました。
広いエリアであれば、このルールの良さが出て来そうですね。
戦術
初めはアタッカーとカバーだけ決めて行い、チーム内に素晴らしいアタッカーが居たため、勝つことは出来たのですがチームで勝った感じは薄かったですね。
そこで、途中で役割を決めることになり、再度プレーします。
確かに初めより良い感触はありましが、まだふわふわした感じで勝ててもどうも納得のいかない印象でした。
そこで、一度参加者全員で集まり、ミーティングを行います。
この時にストレングスファインダーを体験させていただきました。本来はより多くの質問から自身の傾向を導き出すのですが、今回は時間の関係上10問4択の問いから分析を行いました。
私の場合「戦略的に物事を考えるタイプ」と出ました。そこで、各々のタイプに沿ってチームの役割を決め再度対戦を行います。
6名のチームだったので、2名づつアタッカー、カバー、ディフェンダーに分け、私はカバーに回りました。役割はアタッカーのサポートと全体のバランスを取るような役割です。
これが思いのほか、しっくり来ました。もともと戦略を深く思考することと、人のカバーを好む性格なのでこのポジションが合っていたのだと思います。
結果的にもチームのバランスがよく、安定した強さで終わってみると全勝で終わりました。
まとめ
今回エンタメ研修ということで、サバゲーを題材とした学びの時間となったのですが、これをビジネスに適用させるならば
「人の特性理解とチームバランスの重要性」
と言えそうです。会社も同様にチームだと私は常々感じていますので、チームでどのようにパフォーマンスを出していくのか、この点に注目すべきです。人は各々で得意な部分が異なります。これをうまく組み合わせバランスさせることで、高いパフォーマンスが出せます。
サッカー指導者活動でも感じていたことの一つとして「特定の強みをベースに戦っていると結果が安定しない」ことが多くありました。
強いチームはバランスが取れていて大勝はしないが終わってみると勝っている、そのようなチームを多く見てきました。
とは言え、バランスを取るのは思いのほか難しく自身のチームを見ると凸凹です。凸凹のチームの場合、強みをベースに戦うしかありません。そこで、どのようにバランスを取るのか、ここが管理職や指導者の実力が問われる所となります。
強みがあるチームには往々にして弱点もあるのですが、この弱点を補う方法として「モチベーションを高める」があります。モチベーションにより集中力と持続力を高め、技術の不足分を補うことが出来ます。
これが出来たとき格上の相手に対して、対等もしくは上回るパフォーマンスを出すことが出来、これがチームバランスを取ることにつながります。
会社でもサッカーでも、優秀な人は自立しているので経験の中で自然と成長します。しかし、自立していない人には適切なサポートが無ければ、成長出来ないか長い期間を必要とします。そこで「モチベーション」に注目しサポートすることで、自立を促進することが出来ます。
モチベーションを高める方法はいくつかあるのですが、最も効果的なのが「共感」です。分かりやすいポイントは以下の2つです
年下もしくは経験の浅い方 → 相手に目線を合わせる
年上もしくは経験の深い方 → 素直にありのままの自分で
このように、同じ方法でアプローチするのではなく、対象によって変える必要があります。最終的には全体のバランスを取る方向を目指すことで期待した結果につながりやすくなります。
そして「共感」が作られた先に「何を目的として行動しているか」これを深いレベルで共有します。共有というよりも「マインドを共に育てる」の方がしっくりくるのかもしれません。
チーム活動で重要なことは「皆が同じベクトルで活動」があります。マインドが行きわたったチームというのは、トップダウンではなくボトムアップによる成長に切り替わっていきます。つまり
「自発的な成長が可能なチームへと変わっていく」
このような状態になると管理職や指導者は見守りのサポートだけでよい状態となり、これがチームとして成長できる形であることを知るに至りました。
今回のエンタメ研修の良さは
「チームバランスの重要性を楽しみながら体験の中で知ることが出来る」
だと感じました。
最後に今回の研修に参加された方の中に、なんと自衛隊の第一空挺団に所属されていた方が居られ「いやいや、ホンマもんは反則では?笑」と、テンション上がりました!
ご存じない方は「第一空挺団」で調べてみてください。テンション上がる理由が分かると思います。
今回はこのイベントを開催された
西野 英男さん、中村みくさん、Kenichiro Asaiさん、楽しい体験ありがとうございました!