見出し画像

108.Giveして、Giveされる

先日は吉永 亮さんが経営されるGRANDSRAMでのイベント

SNS×DX「未来のセールス」を研究する会 in大阪

に参加させていただきました。


知識を得ることの楽しさ

エンジニア一筋でやってきた私にとって、営業の知識は一般的なものしかありませんので、 玉置 博記松本 淳 さんのお話で新し知識を得ることの楽しさを存分に体験出来ました。

印象に残っていたのは、国外と国内でのセールスの仕方でした。国外の場合は各階層それぞれにセールスしなければならないので、数をこなす必要があると言われており、そのような違いがあることを初めて知りました。


中国での出来事

この話を聞いて15年程前の出来事を思い出しました。状況は異なるのですが、中国の半導体企業で業務を行っていたときに聞いた話ですが、ソフトウェアのオペレーション説明等する場合、リーダーに説明してもそれが全体に伝わらないと言われてました。

その理由ですが、どうやら「知識=価値=賃金」この考えが強く、知識を得た人はそれを簡単に伝えたがらないようです。

一人に伝えると伝わらないので、人を集めて説明する必要があるとのことでした。もしかしたら、セールスも異なる階層の人を織り交ぜて行うと、効果的なのかな?とも感じましたが、そんな単純なものでもないのでしょうね。

日本の場合は上流に伝えると自然と全体に浸透する傾向が強いのですが、国外ではフラットな関係性で、複数の人を巻き込まないと伝わりにくいのかもしれません。


Giveする

実はこの日会社を出る前に、保険のセールスの方が会社を訪問しました。しかもアポなしだったので、最初は断るつもりでドアを開けたのですが、そこに立っていたのは、新社会人であろう男性の方でした。

恐縮そうな雰囲気で「お話しできないでしょうか」と言われたので、「保険は入っているのでいらないですね」と伝えたのですが、でも彼の姿をみているとこのまま追い返すのはちょっと気が引けました。

営業の新人は概ねノルマを課せられて訪問がありますよね。その状況が見て取れたので「少し中で話しましょうか」と伝えると、ホッとした表情をされました。

初めに少し保険の話をされ、アンケートを取らないとノルマのカウントを消化出来ないことも察したので、アンケートの回答と氏名などを記載しました。

少し疲れている様子が見て取れたのでお茶をお出しして、落ち着いて頂いた後に「ノルマ大変でしょう」と話を振ると、就職する前やしてからことを話されました。

その話の中で「小学校から大学までサッカーをしてまして」と言われたので、そこからは私の指導者経験の話等、サッカーの話で盛り上がりました。笑

最後帰る前に言われた言葉が印象的でした。

「このような対応していただいたの初めてです。ありがとうございます!」

と、笑顔で帰って頂きました。これが、本日のGiveです。と同時に、この感謝の気持ちが私へのGiveだったりします。素敵な出会いありがとうございます。


Giveされる

セミナーの内容はもちろんなのですが、先日お会いした 向井絵里子/ 株式会社ウマント・ラボCEO さんも今回偶然に来られており、その時に話した内容から「私に出来ることがあるかもしれない」と言って頂けたことが、心から嬉しく感じました。実は先日も信頼できる方をご紹介いただいたばかりで、感謝に尽きません。

坂野 陽貴 さんからも、貴重なお話を頂きました。文系の学生でエンジニア志望の子がいるけど難しいと言われていたので、未経験からのエンジニアの育成についての私の想いをお伝えしました。

その後、DMで興味のある学生が居られたら紹介してもいいですかと連絡頂きました。ほんと感謝しかないです。ありがとうございます🌈

他にも多くの方とお話させていただきました。

宮下 潤 さん

嫁田 実 さん

岩永 亮平 さん

香西 伸亮 さん

Keiichi Tsutsumiさんは、サッカーの強豪校ご出身とのことで、共通の話題があると盛り上がりますね。今日はサッカー経験者お二方と話が出来たことがうれしかったです。

皆さん私より一回り以上お若い方が多かったと思うのですが、学びの精神に脱帽です。

関わった全ての方からGiveを感じました。


まとめ

トータルすると、この日は1のGiveに対して、割の合わない数のGiveを頂くことになりました💦

Giveしたり、されたりを繰り返しながら人は支え合って生きていくのでしょうね。若い時には気づけなかった自分が恥ずかしいばかりですが、今の若い方はその大切さを理解されている方が多くおられることを改めて知ることが出来ました。

この1日に関わった全ての方に対して、心より感謝いたします。

お気持ち感謝に尽きません🙇‍♂️