36.会社ではなく人に価値がある
就職先を決める上で、どのような会社が良いかを考えて応募すると思います。この事について書きたいと思います。
どのような会社がいいか
これは人によって変わる部分もありますが、一般的には以下
規模
何をしているか
社会に貢献できるか
転勤があるか
何を学べるか
キャリアパス
どのような人が働いているか
自分のやりたい事が出来るか
主体的に業務に関われるか
このような所ではないでしょうか。例えば、規模が大きければ、より社会に貢献できる会社である事は、疑いようは無いと感じますが、個人としては少し別の話になります。
規模が大きくなりすぎると、自身が関わる業務が実際のアウトプットとどのように関連するのかが、分かりにくくなる傾向があります。
業務形態によっても、異なります。ジョブ・ロール・キャリア型等で、個人にどの程度の裁量があるのかも変わります。
上記に上げた内容というのは、面接に参加し適切な質問を行えば、殆どの情報を得る事が出来ますが、1つだけ得る事が出来ない情報があります。
それは
「どのような人が働いているか」
こればかりは、面接に参加しても実際の職場に配属されるまでは分かりません。
実際に職場で業務を経験しないと、どのような人が働いていて、どのような上司の元で仕事を行うのかについては知るすべがないと言えます。
「自分のやりたい事が出来るか」
これも、正確に伝えられる保証が無いので、怪しい所です。これについては面接時の話と入社してから状況に、剥離があるのであれば早急に見極めた方が良いと感じます。
人員欲しさに、それらしいことを面接の時に話し、実際入社してみたら全然違ってたという話はよく聞きます。
人の重要性
この先AIの普及により、多くの方の働き方も変わってくると感じています。また、AIで出来る事が多くなれば、人はその他を行う事になります。
そう考えた時、人の気持ちを汲んだり、共感し合う事はAIには難しいと感じます。何故なら、人対人のコミュニケーションは言葉だけではなく、表情や互いの行動による部分の方が大きいためです。
そのような事から、今後は人対人のコミュニケーションの重要性がより増すと感じます。
以下の「コミュニケーションを学ぶ場の重要性」
では基本的な部分だけ書きました。コミュニケーションは人との関わりの中で学ぶ必要があります。
特に社会人になるまでに、家庭や学校でコミュニケーション教育が十分にされていない状況であれば、就職してから学ぶ必要があります。
通常、それを学ぶには普段から頻繁に接する同僚や上司からになります。
特に、上司については自身より人生経験が豊富な方が多いので、その方からコミュニケーションの取り方だけではなく、人としての「考え方」や「ふるまい」についても学ぶ必要があります。
しかし、最近いろいろな所で話題に上る事もある
「上司ガチャ」
ちょっといい方は悪いのですが、これは実際にあると感じます。指導経験が豊富な方とそうでない方とでは、かなりの開きがあります。
私が人と接する上で、何処を見ているのかを書いておきます
謙虚である
感情的にならず、冷静
誰にたいしても同じように振舞う
学ぶ姿勢がある
口ではなく、行動が出来る
ありがとう、ごめんなさいが言える
上司であれば、責任を負う覚悟がある
他にもあるとは思いますが、これらの事が特に重要です。このポイントを理解した上で、接していると自然とその人がどのような人物であるのかは、感じる事が出来ると思います。
結局会社を作っているのは人の集まりです。そのような事から
「会社の価値を決めるのは、そこで働く人」
このように感じます。私が会社を経営していく上で最も重要な事として
「社員を幸せにする」
この目標を掲げているのも、それが理由です。
まとめ
偉そうなことを書いてしまいましたが、私自身がまだまだ学ばなければならない事が多いと感じます。理解していても、それが出来なかったりしますよね。特に
「感情的にならず、冷静」
これは、普段は大丈夫なのですが、突発的な問題が発生したり、自身と考えが共有出来ない方と接すると、心を乱してしまいます。
もちろん、昔よりはコントロールは出来るようにはなりましたが、きっと人生が終わるまで学び続ける必要があるのだと感じています。
今後さらに、様々な方との関りを増やしながら、学んでいきたいと思います。
皆さんどうぞよろしくお願いいたします。