#読書記録
読書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』:希望がないお話
「ハリー・ポッター」作者J・K・ローリングによる、大人向け小説を見つけて読んでみた!
登場人物がやたら多く、最初はそれぞれの人物についての描写が延々と続くので読みづらかった。
1巻の途中から人間関係とそれぞれの思惑が分かり、ストーリーが動き始めて面白くなってきた。
どうしようもない格差・いじめ・家庭内暴力・ゴシップ・性被害・ドラッグ…。
自分の都合しか考えない大人の裏をかく、したたかな子ども
読書『猫を処方いたします。』
久しぶりに実母に会った。彼女は無類の猫好き。猫の描いてあるハンカチや靴下、バッグのチャームなど、つい買ってしまうひと。娘にも町田尚子さん(インパクトある猫の絵が印象的)の絵本を買ってくれたりする。
そんな母が何も言わずに差し出してきたのが今回の本だった。自身は読んだのか読まないのか、何のコメントもなしに。
絶対表紙の絵が可愛いからという理由のジャケ買いだと思った(失礼)。知らない作者さんだし、設
読書『クスノキの番人』読んでみた
東野圭吾さんの『クスノキの番人』を読んでみた。今続編が出ているけど、文庫になっている1巻のほうを読んだ。
ミステリーではなく感動ファンタジー系(こういう系統も書けて多作な東野さん天才だと思う)。
描写はミステリー作家さんならではなのか、とても細かい。会話のテンポが若干遅い気がするが、最後伏線も回収しキレイに終わるので爽快感がある。映画化したら映えそう。
(今までで会話を書くのが上手だなあと思っ