江戸川乱歩 名作朗読劇『怪人二十面相 -暗黒星-』を観た
朗読劇って『観た』なのか『聴いた』なのか、どちらで書けばいいのかわからない。
でも今回はほぼ『聴いた』で確定。光の演出がちょっと派手でして、目が悪いオガワは目を閉じてる時間のほうが長かったからだなあ。それでも楽しめるから朗読劇はいいぞ。目がもっと見えなくなったら朗読劇を主戦場にして生きようっと。
正直な感想、一番最初の感想は「地の文が多い」でした。
地の文が多い。小説原作の朗読劇だからだろうか。初めてだったな。あんなに地の文が多いのは。
原作は全て読了していますが、分解と再構築がきれいだと思った。10章もあんの!? と最初は思ったけど、長さを感じさせない。博品館劇場の椅子もいい。
オガワは先述した通りほぼ目を閉じて聴いてたんですけど、その分想像力が豊かになってたので、時計塔のシーン(時計の長針に首を切断される)めちゃくちゃ覚悟した。朗読劇、初めて目を閉じて聴いてたんだけどおすすめ。これCD買う人いるのわかるな。オーディブルと一緒だわ。オーディブル入ろうかな。高え~。やめとこ。
女性声優さんはすごい。
小林少年、幼い少女、ティーンエイジの少女がメインで出ずっぱりなんですけど、全部ひとりでやる。ひとりで会話してるシーンあった。普段観る現場で女の子にあんまり出会わないから、朗読劇のときいつもビビる。少年の声で叫んだり少女の声で叫んだりできるのもすごい。すごかった。
山口智広のおじ声もすごい。
イケおじの声が出るのはわかるんだけどゲスおじの声も出るんだ。いや警察官の声だったのでゲスおじではないんだけど今にも「そうでゲスね!」とか言い出しそうだった。彼も怪人二十面相、青年、青年の父(イケおじ)、警部(ゲスおじ)をやっててすごかった。首も切断されそうになってた。あぶなかった~。よかったグロシーンなくて。
これキャスト日替わりなんだけど、全キャストの二十面相見たくなるな。高橋広樹誰やるの?
タイミング合えばもう一回行きたいです。足折れてなかったらな~~~~~。
ちなみに今回母と一緒に行ったんですけど、足折れてるので一緒に行って良かったです。パンフレットも買ってくれたし。
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