タイ語と仕事3
日本でタイ語の仕事
日本でタイ語を使って仕事をしていました。 タイ語をフルに使っていたのは29年前です。 みなさんからはすごい過去のように聞こえると思いますが、私自身は「あー、もうそんなに経つのか。」という感じ。
仕事の内容は別として(みなさんも会社には守秘義務ありますよね。すみません)、ほぼ毎日でした。
仕事の中のタイ語の割合
最初の部署はほぼ通訳担当
この時点の私のタイ語の能力はまだ恥ずかしいレベルでした。
約1年のタイ語学習の後でしたので、タイ文字の読み書きはできましたが、担当者の皆さんには十分な通訳ができませんでした。でも、結構ちゃんと通訳してたなぁと思いますよ。
振り返ってみると、タイ語学習の1年間は外国語学習としては短いですよね。1年の勉強で「はい、通訳して」って無茶でしょ!
タイ人にも教えてもらいながら、毎日、ほぼ土日も通訳していました。
それでもタイ語が嫌にならなかったのは、タイ語が好きで、タイ人が好きで、タイという国が好きだったからですね。タイ語も自分に合っていたのだと思います。これが他言語、中国語とかペルシャ語、ロシア語だったらどうなってたか。仕事しながらタイ語が上手くなる自分が感じられたのも良かった。
そういう意味では、最初の1年間のタイ語学習の密度は高かった。 前回も書きましたが、先生の発音の指導が厳しく、先生は日本人のタイ語の発音に慣れてはいますが、間違った発音や文法では(もちろん甘い採点ですが)ไม่เข้าใจわかりません!で返されていました。
やはり、発音。 有気音無気音 末子音 声調 これをしっかり直してくれる先生が良い先生!
私が感じる今と昔のタイ語勉強の違い
昔 辞書を引いてました
今 iPadのアプリで検索
この違いですが、あくまでも昔の勉強法という意味ですが、アプリではタイ文字の順番กขค、五十音のあいうえお順を覚えられないこと。 覚える必要はないと言えばない。 今はキーボードの文字の位置を覚える方が大事かも。 私も今はタイ語キーボードを使っているので、時代にあったやり方に変えています。
昔 ネットはほぼなし youtubeで動画学習なんてなし
カセットテープ聞いてました
今 youtube zoom で学習 単語もgoogle検索
この違いは方法、媒体の違いはありますが、同じかなと思います。
動画見てネイティブの会話が聞けること、あと、日本人のタイ語が聞けること。この日本人のタイ語を聞けることが、自分の勉強意欲を増すと思います。タイ語が上手な人いますよね。逆もいますよね。 どちらにしてもタイ語を声に出していること、タイ人に話しかけておることが素晴らしい。 自分も負けていられないと思っています。
もう一つ、発音が通じていない様子が映ります。屋台で辛くしないでください、甘くしないでください。これだけでも通じない場面もあります。それをみると、単語ひとつにしても発音の大切さがわかります。
今もタイ語の勉強をしています。 英語よりも楽しい。
次回は、タイでタイ語の仕事です。