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【飲みにケイションは絶対大切】


※長いです。
この話は数年前に僕の講和の「保険屋」の部分で話していた内容の一つです。
最後に今風に置き換えます。

「生活習慣病」
どうしたら生活習慣病になるのでしょうか?
生活習慣が悪いからです。
でも実はそれ以上に大切なことがあります。
皆さんはそんな光景をテレビで何度か目にしているはずなんです。

「サザエさん」です。
波平さんが駅へ降り立つ頃、ちょうどマスオさんが声をかけます。
「お義父さーん」
「おお、マスオ君、どうだい、一杯?」
「いいですねぇ」
そんな会話をしていると、測っていたかのようにアイツが来ます。
そう、ノリスケです。
「あー、僕も混ぜてください」
そんなこんなで居酒屋で一杯、いやヘベレケになるほど呑んで帰ります。

玄関には鬼のツノが立ったフネさんとサザエさんが影絵のように映りますが、3人の酔っ払いは「帰ったぞー!」と大威張り。
フネさんは、もう知りません!!といい背を向け寝てしまいます。
一方サザエさんは持っていたホウキでマスオさんをぶっ叩きます。
どうしようもなく酔っ払ったノリスケは、居間で勝手に寝ます。

翌日、フネさんは波平さんをガン無視。
怒りが収まらないサザエさんはフネさんと子供達を連れ、休日のショッピングにデパートに出かけます。
待ち合わせしてたタイコさんもイクラちゃんと一緒にいて、馬鹿な男どもの愚痴をここぞとばかりにおしゃべりして笑い飛ばします。

二日酔いの男ども3人は、記憶をなくすほど呑んでいたらしく女性陣がなぜ怒っているのかよくわかっていません。
ノリスケが、お腹減りましたねぇと言い、出前で天丼を食べます。

ショッピング中にフネさんはお父さんたち大丈夫かねぇと、心配します。
サザエさんもそれに乗り、今夜は鍋にでもしましょうと、具材を買いに行きます。
タイコさんも夫がお世話になりましたと礼を言い、女性陣3人笑って別れます。

そしてその夜、男どもは本当にすまなかったと謝り、女性陣は晴れてクスクス笑い、はい終わり、チャンチャンで、また来週〜となるわけです。

ここまでは物語のお話。
大事なのはここからです。

まず、全てにおいて言えるのは「ストレス発散」。
彼らも企業戦士。
ストレスも溜まりますが、酒とタバコとおしゃべりで発散します。
男どもは酒を呑み、タバコを吸い、あーだこーだ話しては、最後には仲良く肩を組んで家に帰ります。
既にストレスなどなく、いい気分真っ只中!!
俺たちは最強だーと錯覚さえ怯えるほどの意気揚々!!

女性陣はそんな馬鹿な事をして来た帰りが遅く連絡もしない男どもに怒り心頭!
日頃の色々な憂さ晴らしが出来る瞬間が訪れます

日々仕事で頑張っている亭主に頭が上がらないフネさんはそんな亭主を完全ガン無視。
サザエさんはホウキで亭主をぶちのめす。
最良のストレス発散!!

尚且つ翌日には2人が稼いできた金でショッピング。
子供達も久しぶりのデパートで楽しめて一石二鳥!!
だけどそのついでにという愛のある理由で、食材も買い揃えます。

家に残された家事が出来ない男達は自分達のためだけに、昨日に引き続き金を使い、二日酔いのくせに出前を頼んで腹を満たします。

これ、全てにおいて、最良で最高のストレス発散なんです。
しかも、ものすごい経済の回し方をしています。
コレに気づいたら、あなたは完全に素晴らしい日本人でしょう。
これこそが一般庶民の生き方なんです。

(一昔前の「現代はどうでしょう?」)
飲みにケイションは失われ、会社からに帰りにコンビニに寄って、雑酒とコンビニ弁当を買って家路に着きます。
(飲みに行こうという文化は消え去って来ているという危惧を僕はしていました)
妻もパートで疲れて、夕食を作る時間も気力もありません。
帰って来た旦那はレンジで温めた保存料や化学調味料まみれの弁当と雑酒飲み、就寝します。
その顔は疲れきっています。
そんな旦那のことを心配しながらも、そこに費やす時間ができない妻も就寝します。
お互いに疲れきって、明日の朝にはまた仕事。
SE○する暇もなく、仕事に追われ、酷ければ鬱になりかねないのが「今」です。

さて、現代(2022年)はどうでしょう?
飲みに行く場所はマンボーで失われました。
飲みたければコンビニとかで買って、家で飲む。
それが悪いとは言いませんが、仕事一生懸命やってきた人が家で飲むのは、ストレス発散の場がないのと同然でしょう。
妻も、毎日帰って来るのはいいことかもしれませんが、自分の時間が出来ず、夫の食事をほぼ作らなければいけない状況に、ストレスが溜まって来ます。

その結果...(ここは今はまだよくわかっていません)

さぁ、どうでしょう?
飲みにケイション。
夜の街が、どれだけ重要なのか少しは分かりましたでしょうか?
何故、飲食店だけが悪にされたのでしょうか?
そういう場所が集まるところがVirusの発祥の場と、どうして言えるのでしょうか?
本来はその全く逆。
素晴らしい場所なんです‼️

夜の街は男にとっても女にとっても非常に重要な場であり、いい意味でのストレス発散の場なんです。
いい例が、昨年、国会議員が緊急事態宣言中真っ只中にそういう場所に行って辞職した人がいたでしょ?
僕(松本純弥)そっくりな自由飲酒党の名前のやつが(笑)
ストレス溜まってんすよ。
国会議員も。

だったら庶民も...でしょう。

新しい生活様式?
どの辺の何が楽しいのかな?
それでVirus治った形跡は見当たりません。
めっちゃ存在していますが、何か??

ステイホームな毎日、良いとは言えません。
家族でいれる時間大切だけど、それに徹しなさいと言うのはどうかと思います。

僕はサザエさんのような一般庶民の、上記に書いた酔っ払いが蔓延して生活習慣病がストレス発散によって消える、日本人が営む生活を求めます。

このままでは、生活習慣病の人間が増えることでしょう。
保険屋も医療従事者もやってらんねーっす。
あなたは、新しい生活様式、マンボーが生むであろうソレの完全なる対象者だ‼️

...と、そういう風に考えても過言ではない、そういう「時代」に生きています。
多くの人に、僕はそう伝えたいです。

長々と読んでくださって、ありがとうございました😊

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