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恩師の教え
「運命と宿命」
2007年6月9日

これは宿命なのか? 

私達はこの地に生命をもった。 
命の宿った場所、環境、両親を変えることは出来ない。 
これが宿命と云われる所以かも知れない。 

自らの魂意識が、そこに生まれることを選んだのか天命なのかは私には分からない。 

目的があるのか否かも分からない。 
存在していることは事実である。 

私たちは両親から肉体生命が与えられたが、天与の生命とも云える。
その肉体に魂(意識、心、精神、 意思、情、意志、人格)も宿っている。 

その命を何に使うのか、どこに運ぶのかは、 私達の自由意思に全て任されている。 

誰も束縛は出来ない。 

人生に目的、使命を持てば、それがその人の人生となる。 
見出さなければ、その通りの人生が実現してしまう。 

自分は何故生きようとしているのか?  
自分は何処に向うとしているのか? 

明確にしなければ、不平、不満、愚痴、言い訳、惰性、生きる屍となり漂流してしまうだろう。 
そこには生甲斐はない。 

人それぞれの人生がある。 
価値観も、心の思いも、経験も異なる。 
人生に目的、使命、目標を定めるのは自分の自由意思だ。 
誰も止めることは出来ない。 

もし困難、苦悩、悲惨な状態にある人はこれを素直に受け入れ反省しよう。自身の成長のために試練が与え 
られている。その体験に学ぶことが大切なことだ。 

そして自分の魂に自分で云うのだ。
もう十分に体験し、人々の困難、苦悩も理解できるようになった。 
これからは他人を思いやり、自他同一の心で生きると! 
自分で自分の心(魂)に誓うことだ。 

こうした反省によって、初めて自身の魂が磨かれその状態からの解放が待っている。 

反省がなければ魂は何も学べず、いつまでもその状態が続くか、何度も苦い体験をすること 
になってしまう。これこそ辛い人生だ。 

人生に起こる困難、苦悩、悲惨な出来事は宿命ではない。 
自らの意識、下意識、想念が呼び寄せたものと云える。 
何故なら、その体験がなければ自己の魂が学ぶことは出来ず、自身の人格や心の成長が出来ないかだ。 

宇宙の全ては絶えず変化進化の状態にある。 
人間の肉体も魂も例外ではない。 

自身の自由意思で全てが決められる。 
自己の人生に一切の束縛も命令もない。 

自ら束縛しない限り、人生は自由であり、最初から解放されている。 
自縛の縄は自分で取る以外に方法はない。 

心(魂)の意識の奥深くで 
心からそうしたい、正しいと思うなら 
やるべきだ。誰にも遠慮は要らない。 

常識から外れてもいい。 
魂が喜びあふれる生き方をしよう。 
常識は人間が創っただけのことだ。 
宇宙に常識はない。 
つまらない常識にとらわれず、自分を解放しよう。 
    
    
運命は変えられる。 
自らの運命は自ら創造するのだ。 

命を運ぶのは自分だから。

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