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横浜カジノからギャラクシー撤退
IR運営事業大手の #ギャラクシー・エンターテインメント・グループ (以下「 #GEG 」本社:香港)は17日、今回の「横浜特定複合観光施設設置運営事業」への応募見送りを決定したと発表した。2019年に横浜市がIRの構想案を募集した際、応募した海外でのカジノ運営の実績がある7事業者のうち「 #ラスベガス・サンズ 」と「 #ウィン・リゾーツ 」がその後参加を見合わせており、GEGはそれに続く形となった。ただ、日本におけるライセンス取得へ向けた取組に関しては継続していくとした。
GEGのフランシス・ルイ副会長は、「ギャラクシー・エンターテインメント・グループは、モナコ公国のモンテ・カルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メール(SBM)と提携し、数年前から日本政府や横浜をはじめとする地域社会と積極的に協議を重ねてきました。 #新型コロナウイルス の感染拡大により、昨年もそして現在も、世界とビジネス環境は影響を受け続けています。
GEGはこれまで、横浜の人々、文化、未来について多くのことを学び、過去数年間に政府、業界団体、神奈川を含む地域社会と築いてきた事、そして横浜の IR 選定に参加する機会をいただけたことに深い謝意を表します。しかしながら、深い熟慮の結果、現時点では、横浜特定複合観光施設設置運営事業に参加見送りを決定いたしました。 GEGは、持続可能な世界水準の統合型リゾート(IR)を日本に作りあげるという目標を達成するために、対話を継続してまいります」と述べた。
横浜市では、IR設置運営事業者選定に参加するための資格審査書類を2月5日〜5月17日まで受け付けており、2月15日〜5月31日までに結果を通知するとしている。2月15日には1者が資格審査を通過したことが発表されている。提案審査書類の受付期限は6月1日〜6月11日。有識者による選定委員会が事業内容を非公開で審査する。市は、2021年夏ごろに設置運営事業予定者を選定し公表する予定だ。
横浜IR事業入札には果たして何者が参加するのか、注目が集まる。
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