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誰も自分の心を覗かなくなった。

メインブログの過去記事を見ていたら以前よく行った劇団の舞台に出てきたこの台詞が引っかかったので何か書いてみよう。

この台詞を言った人物は主人公の心の中の欲望。彼は畳み掛けます。「他人の顔色伺って、死んだように耐え忍んで、それで本当に生きたって言えるのか?お前は本当に、自分の人生を生きているのか?」と。

自分の心を覗いていますか

で、ここ数年よく聞くのが、何をしたいか分からないとか、自分にこれが合っているのか分からない、という話。

それって自分と向き合ってないから、自分の心を覗いていないからなのですよね。

だって、そんなの自分しか知らないに決まってるじゃないですか。自分が何したいかなんて自分以外の人間が知るわけ無いでしょうが。

これってだいたい学生時代から起こる現象ですよね。とりあえず大学は行くけど、何のために行くのか自分でも分かってないとか。

もちろん自分もハマりました。とりあえず流れるままにエンジニアの道進んで、とりあえずなんとかここまで来れたって感じですが、エンジニアが最高とは未だに思っていなかったり。この舞台見ていた時もずっともやもやしていたのです。

でも最近ようやく見えてきたのは、誰かが輝くために力を使うこと、それが自分にとって最高に楽しいことだと。

自分がエンジニア兼占い師なんていう肩書で活動しているのも、どっちも自分のスキルで他人を輝かせているから、という共通項があるのですよ。

やっぱりブログだ

で、そこに至るまでに色々あったのですが、やっぱりそのきっかけの一つはブログだろうな、と思うのです。

ブログを通じて自分の考えを発信する。ブログを通じて自分を表現する。

そういうのを数年続けていたから、次第に自分自身が見えるようになったのですよ。自分はこういう記事ばかり書いているな、とかこういう記事は書きやすいな、とか。

それこそが、自分の心を覗くということなのです。

だからこそ、自分がわからない人は何か書くべし。テキストじゃなくても絵でも良い。それを続ければ、きっと傾向が見えてきます。そうなったら、何で自分はこればかり書くのだろう、これは書きたくないのだろう、と深堀りしましょう。

そうすれば、本当に自分自身と向き合えるはずです。

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