怒りの感情にフタをした場合の代償とは?
1年かかって、去年の大晦日にギリギリkindle出版してから、あっという間に今日でひと月。
本書では「人生の棚卸しワーク」があります。
棚卸しの目的は、本当の自分を知ること。
これまでのあなたの人生を振り返り、どんな人生を送ってきたから、今の自分が創られている源を探るワークです。
お陰さまで、ご購入された方々から、棚卸しワークのやり方、ワーク後のご質問、気づきをいただいてまして、私にとっては、本を読み込んでくださっている方のお問い合わせは、嬉しい限りです。
1番多いのは、自分の感情を言語化することが難しいというご質問。
私たちは、食べ物の好き嫌いは、比較的、簡単に答えることができます。
でも、例えば、本当にやりたいことを主張し行動する場合、その主張をしたばかりに嫌われることもあります。
反対意見をもらう体験が増えると、大人になるにつれて、やりたいことを主張しなくなりますよね。
感情も一緒で、怒りが湧いた時、大人だから我慢できてしまうことがあります。
その怒りの下には、あなたの悲しみが隠れていたりするのですが、その悲しみを掘り下げることなく、怒りを隠してしまう‥。
だって、いい大人だから。
みっともない。
子どもじみてる。
大人として理性的に振る舞わないといけない。
など、怒りはダメ!のような価値観が社会にはあります。
私も会社員時代、社内でアンガーコントロールというセミナーを受けました。
後で気づいたことは、一つの感情にフタをすると、その他すべての感情にもフタがされてしまうこと。
「怒りの感情だけフタをする」という部分的にコントロールすることができないのです。
私は気づいたら、もの分かりのいい大人になってしまっていた‥。
怒りは出なくなって、感情の起伏はないけど、その代償は「幸せ」や「喜び」の感情にも、うとくなりました。
毎日がなんとなく穏やかだから、一見、問題ない人生に見えて、私は「普通の幸せ」を得ていると勘違いしてた‥。
なのに、時々、意味もなく泣いてしまうことがあり、なぜ、自分が泣いているのか意味が分からなかった。
自分のことなのに‥。
自分の中のモヤモヤしたものがあることは、なんとなく分かる。
時々、息が苦しくなる。
吐き出してしまいたいのに、言葉が出てこない‥。
意外に、自分のことって、分かってない。
自分の気持ちも分かってない。
自分がやりたいことも分かってない‥。
あなたにも心当たりがあるようでしたら、ぜひ、この本で、究極の自己探求の旅をしてみませんか?