プロ講師 講座を7ヶ月受講した結果
初めまして、こんにちは!
「あなたのままで魅力的✨」魅力開発プロデューサーのおがたまゆみです!
起業される方が増え、人前で話す機会が増えた方が多いと思います。例えば、ビジネス交流会、講座、セミナー、オンラインイベント、コミュニティーなど多岐に渡りますよね?
とはいいましても、私たちは、学校教育で話し方の基礎をしっかり学ばずに社会に出て、自己流で話してませんか?
講師を目指す方もそうでない方にも知っていただきたい、プロ講師に必要な5つのポイントとは?
☆こんな方にオススメの記事です!
・人前で話すお仕事をしているけど、基礎を学んでない方
・講師を目指している方
・聞き手を魅了する話し方のプロを目指している方
上記に当てはまる方は、今日ご紹介するプロ講師に必要な5つのポイントを押さえれば、プロ講師の基礎・土台を習得することができます。
土台なしにノウハウやスキルを身につけても、簡単に崩れてしまうものです。
ここでは、私がプロ講師の講座で、2021年4月から7ヶ月間学んだ実体験の共有をします。
そもそも、なぜプロ講師の講座を受講したのか?
そこからお付き合いいただけると嬉しいです!
5つのポイントだけを知りたい方は、ここをスキップして「ポイント1」からご覧くださいね!
「宿命」という言葉を聞いたことがありますか?
「運命」はよく聞く言葉ですね!
ひと言で違いを説明すると、
運命とは、後天的に変えられるもの。
宿命とは、先天的で変えられないもの。
私の宿命に「不特定多数の前で話すこと」「パブリックスピーカー」に向いているという才能や資質が2つあります。
2年前に自分の宿命を知りましたが、知っていたとしても、私自身が受け取れず、認められなかったので、開花させられなかったのです。
原因は、自信が持てなかったことです。
「私なんて…」とすぐ思ってしまう思いグセが、自分を足止めしてきました。
その長い習慣となっていた思いグセのお陰で、大勢が集まる場では、ソワソワ落ち着かなくなり、呼吸が浅くなったものです。
大勢=居心地が悪いと感じてしまうので、人が苦手という思考回路が出来上がっていました。
もともと人の輪の中で落ち着かないので、人前で話すなんてもってのほかだと思い込んできたことは想像できますでしょうか?
「人前で話す」と考えただけで、心臓がバクバクしてきて、頭の中は真っ白になり、末端の手足が冷たくなって、立っていられなくなるくらい緊張しました。
緊張しすぎて、フラフラするのです。
人前に立って話す前に、既に1日が終わった後の疲れがドッと出てしまうくらいの疲労困憊な状態になってしまってました。
怖くて逃げ出したい!
本番に向けて練習してきた積み重ねも、どこかへ行ってしまって、リハーサルに集中したくても、何も頭から出てこない、冷や汗が出る、だから余計に緊張してしまうを繰り返してきました。
その体験から、人前で話すなんて絶対ムリ!という思い込みが出来上がりました。
他者からは、そんな風に見えないとよく言われます。
しかも、元女優の肩書きもあるので、MCの方が私をご紹介くださる時は「元女優さんなので、話すのもお上手だと思いますので、皆さんも学べるところがあると思いますよ!」とハードルを上げてくださいます。
私は、内心、逃げ出したい気持ちでいっぱいですが、なんとか苦笑いして話すのです。
今年4月から、ご縁があって、プロ講師の講座を受講しました。
プロ講師なんて、私に絶対ムリ!と思い込んでいたのですが、お誘いくださった方は、私が心から信頼している方だったので、二つ返事で決断しました。
余談ですが、ここで私が思ったことは、お客様の購買心理です。
そもそもプロ講師になろうなんて微塵も思ってなかったところに、しかも、人前で話すことなんて絶対ムリ!という強い思い込みを持っていた私が二つ返事で受講を決めるなんておかしくないですか?
人の心理って、矛盾していますが、一つ言えることは、「誰が」の部分が重要だということです。
誰からお声がけされたのか?
誰が紹介するのか?
「誰が」の誰との距離感、つまり、信頼の度合いです。
そして、その「誰が」が人間的に魅力的であったら、惹きつけられ好きになってしまうから、ついつい買ってしまうのではないかと思います。
魅力とは、その方の在り方で決まります。
期待される講師像とは、どんなイメージでしょうか?
または、人前で話す方に対するイメージとは?
・目立っている
・先生と呼ばれる
それとも
・参加者が主役
・参加者の意識や行動に影響を与える
後者です。
講師の役割とは「きっかけ」を作る存在。
参加者に気づきを与え、行動変革を促せるよう「意図的に」言葉を紡ぎ、場をマネージメントします。
言葉のプロフェッショナルとして、選び方や伝え方はもちろん大切ですが、存在そのものが影響を与えてしまうのです。
なぜかといいますと、人前に立った時、ほとんどの方は緊張します。
緊張状態の中で、私たちは覚えてきた原稿が飛んでしまうこともしばしばありますよね?
その緊張状態で、口から出てくるのは、慣れ親しんだ無意識的に使っている言葉です。
普段から相手が受け取りやすい言葉を使っているでしょうか?
可能性を感じられる肯定的な言葉を使っているでしょうか?
相手を否定するような言い回しはしてないでしょうか?
相手に真摯に向き合う姿勢、気概を持っていますか?
本番では、1番カッコつけたいところですが、緊張状態では普段の自分がさらけ出されてしまうものです。
誰が語るのか?
誰から学ぶのか?
が大切だといわれる時代です、
上記の「誰」になるには、普段の考え方や在り方も含めて、責任と覚悟が大切です。
ここでは講師としてのお話に特化してますが、どの仕事においても、お客様の人生を変えるきっかけ作りをしているように思います。
あなたは、参加者(お客様)よりも、相手の可能性を信じきれていますか?
場作りは、講師の雰囲気によって決まるそうです。
当日の資料含めて、場作りのための準備が9割。
リアル開催でもzoom開催でも、場のエネルギーは流れています。
その場のエネルギーをしっかり感じて、あなたもその場に合わせたプラスのエネルギーを放ちましょう。
ここでは、場作りの要素として大切なテンション・コントロールについて触れます。
会場の一体感を創り出すために、講師と参加者の温度差を縮めていくことが重要となります。
ミッション、パッション、ハイテンション
・ミッション:目的や役割を明確にすること。なんのために?やなぜ?を探求。
・パッション:どんな熱い想いを持っているのか?
・ハイテンション:人前に立つ講師として、参加者よりも少し高いテンションで臨む。アイスブレイク後など、会場の緊張感がほぐれて、参加者のテンションが少し上がったら、また少し高いテンションに引き上げる。参加者のテンションがまた少し上がってきたら、講師は更にテンションを上げていく。
伝える時は、出し惜しみしない!
あなたが100の熱量で伝えたとしたら、参加者にはその半分しか伝わらないと思った方がいい。
100を伝えきるには、その倍の熱量で臨むこと。
話し上手は聞き上手という言葉があります。
コミュニケーションの極意は「傾聴」。
傾聴する姿勢は、
・おへそを向ける
・目を向ける
・心を向ける
聞くことは「聴く」ことです。
聞くとは、自然に音が耳に入ってくること。
聴くとは、音や音が持つ意味を認識しようと注意して耳を傾けること。
相手の話に先入観を持たずに聴いてますか?
話の内容を評価せずに、そのままを受け取っていますか?
相手が話してる間に、自分が次に話すことを考えていませんか?
また、参加者はどんなシチュエーションになると退屈と感じるのか?
集中力が途切れるのでしょうか?
私たちの集中力は45分、マックスで90分持つといわれていますね。
ずっと聴いているだけでは飽きてしまうので、どのタイミングでワークを入れるのか?
一人のワークがいいのか?
グループのワークがいいのか?
ランチ後は、眠くなりやすいので、意図的にワークを持ってくることをオススメします。
とはいいましても、当日の現場の空気を読むことが1番的確です。
スピーチにしても、セミナーにしても、伝えたいことが増えてしまうことがありませんか?
ギブの精神でてんこ盛りにして、全部伝えたい!という気持ちになってしまうものです(汗)
でも、参加者の立場からすると、インプットがてんこ盛りだとごちゃごちゃして、逆に入らない、伝わらないのです。
もし、今日は1つしか伝えられないとしたら、何を伝えるのか?
てんこ盛りになってしまったメッセージをそぎ落としていくことが重要なのです。
参加者に、これさえ持ち帰ってもらえたら嬉しいものは何でしょうか?
伝える順番も大切。
PREP法は説得力がありますのでオススメです。
P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):事例
P(Point):結論
講座内での説明でも、スピーチにおいても、聴き手に分かりやすく、伝わりやすいです。
BE(在り方)であるためにはDO(スキルの習得)が大切。
相手の心を動かすには、自分の心が動いていること、感動していることが何よりも大切です。
人の心は理屈では動きません。
理屈では動かないけれども、相手に伝わる伝え方をするには、基礎が大切。
基礎的なスキルの積み重ね、反復の量が質に転化した時、動かす力が変わります。
プロ講師を受講して、来月が最終回です。
コロナ禍で延長になり、ラッキーなことに8ヶ月お世話になりました。
私は、お陰様で、受講期間中にブレイクスルーが起こり、人前で話すことが好きになりました。
具体的には、私のスピーチは毎回「キレイ」とフィードバックをいただいてきました。
どういうことかと言いますと「キレイにしゃべっているけど、印象に残らない」です。
確かに、私が今までフォーカスしてきたことは「キレイにまとめること」でした。
その方が聴いている方に伝わると思い込んできたからです。
初めの3回でそれが思い込みであることを気づかせていただきました。
そして、4回目からは、キレイにまとめてしまう自分を壊す作業に入りました。
具体的には、原稿を捨てること。
私は女優だったので、台本を覚えて演技してきました。
その延長で、人前で話してきたのです。
人前で話す人の役を演じてきたに過ぎなかった。でも、台本を読んでいるだけでは、人の心は動きません。
心でしゃべらないと…。
それまでの私は、スピーチ原稿を完璧に覚えて話すことが満点を取ることだと思ってきました。
でも、そうではなかったことに気づきました。
5回目はナイストライで終わりました。
少し前とは変わってきたね!とフィードバックをいただきました。
そして、6回目。
私はブレイクスルーしました。
5回目が終わってからの教訓で、3分間スピーチでたった1つしか伝えられなかったら何を伝えるか?だけにフォーカスしました。
1スピーチ1メッセージ。
そして、当日は、緊張がマックスになった中、覚えた原稿を捨てて本番に臨みました。
順番も多少前後したし、言葉もとっさに浮かんだ言葉を慌てて代用するなど思った通りには行かなかったけど、会場の皆さんを、空気を感じながらスピーチしました。
先生が泣いてくださいました。
そして、会場にいるみんなも。
私は生まれて初めて、人の心を動かすとはどういうことか?を知る体験をしました。
人は、キレイにまとめられたスピーチや話を求めていない、あなたの体験をそのままのあなたで、生きた言葉で語ったものに共感するのです。
暗記してきたスピーチは、聴き手を感じてあげられないまま話してしまうことがあります。
聴き手がいて初めて、あなたのスピーチは生きるのです。
聞き手を感じること、空気を感じることが人の心を動かすに繋がります。
その会場の空気のリズムに合わせて、声を乗せていくと会場全体のリズムが一体となり、ラポールが生まれます。
プロ講師の講座をどんな方にオススメしたいかと言いますと…
セミナー講師として既にご活躍されていらっしゃる方にもオススメしたいです。
私は、セミナーというカタチで活動はしてませんでしたが、ショップチャンネルなど生放送の番組でしゃべりのお仕事をしてきました。
ですが、話す仕事って、わざわざ習いに行かないで始める方が多いのでは?と思います。
日常的に「話す」行為を当たり前にしているので「別に話せるし…」という思いがありませんか?
私はそうでした。
基礎ができていないまま、初回から50分で2,500万売り上げるという結果が出てしまったこともあり、そのまま突っ走ってきました。
今振り返ると、違う表現や伝え方ができたように思います。
ぜひ、既に話すお仕事をされていらっしゃる方、今よりももっと成果・結果が出ます。感覚的に理解している基礎を言語化させることは、より理解が深まりますので、ぜひ学んでみてください!
以上がプロ講師に必要な5つのポイントです。
まとめると…
ポイント1:講師とは、聞き手に行動変革を起こす“きっかけ”となる存在である
ポイント2:場作り(場の空気、テンション・コントロール)
ポイント3:参加姿勢(傾聴)
ポイント4:構成(1スピーチ 1メッセージ)
ポイント5:在り方(BEであるためにはDOが大切)
更に、講師としてのスキル、または魅力的な話し手を目指したい方には、
「超簡単!誰でもできる!!聞き手を魅了する話し方」
「経験ゼロでも熟練者に見える!?「スピーチ力」「プレゼン力」を簡単に上げる方法」
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