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2022年2月22日の「消費者理会」は「みる兄さん」

株式会社秤の小川と申します。10年以上の総合広告代理店でのコミュニケーション支援の経験とデジタルマーケティング会社とPR会社でのコンサルティング経験を経て、2018年にマーケターに有用な効果検証法をメインテーマとして統計や因果推論の知識をまとめた「Excelでできるデータドリブン・マーケティング」を出版、2019年12月に法人を設立し、今は業務委託でアドバイザーやアンバサダーなど複数の役割で活動しています。

本noteとイベント告知のキービジュアルで秤と書かれたグラサンを私がかけているのは、昨年2020年末に作った、インタラクティブ動画MILで作成した「複業マーケター『秤貴史』」からです。平成の名ドラマ、大好きな只○仁のオマージュ企画です。

【更新情報2024年5月26日】

「その決定に根拠はありますか?」

確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング

戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法など、確率モデルや因果推論をプロジェクトで実際に活用している方法を特典の動画講義も活用して実装レベルの知識まで提供しています。

消費者理会

JX通信社の松本健太郎さんのお声がけから、同社の新たなチャレンジをサポートする役割も担っています。同社は、「テクノロジーで『今起きていること』を明らかにする報道機関」を目指す報道ベンチャーです。

私は、FASTALEART for Marketingというツールのアンバサダーとしても活動しています。これは、マーケター向けにユーザーの興味がある1テーマに分析対象を絞り込み、そのテーマでのツイートの抽出と分類までを機械学習によって行い、人間が行うと膨大なリソースがかかるデータの前処理を効率化し、ブランドの消費者動向や仮説のタネをいち早くキャッチすることを可能とした先進的なツールです。以下がサービスサイトです。

今、松本さんとは弊社のプロジェクトでテストケースとして、FASTALEART for Marketingを使って定性調査であぶりだすような、仮説の種を発見する取り組みをしています。

ソーシャルリスニングは、必要な情報を定義してそれを抽出する時点からテクニックが必要です。

ただ、漠然と「こんな言葉が多く言及されていました」といった分析ではほとんど役に立ちません。

FASTALEART for Marketingは、テクノロジーの力を使って、スピーディにSNS上にある消費者を収集し、最短距離でマーケティングの仮説を考えることができるツールです。

過去の分析例


11回目の「消費者理会」

2022年2月22日火曜日で、11回目!?!?となるイベントが「消費者理会」です。われわれがお話を聞きたい、学びたいと思う方をゲストに招いてお話をお聞きする消費者理解をテーマにしたマーケター向けの夜会的なウェビナーをめざしてはじめたものです。

これまでの開催でお越しいただいたゲストは下記の皆様です。

・2021年4月 ニューバランスジャパン 鈴木 健 氏
・2021年5月 リサーチャー 菅原 大介氏
・2021年6月 プリファードネットワークス 富永 朋信 氏
・2021年7月 ソフトバンク 井上 大輔 氏
・2021年8月 才流 栗原 康太氏/ブランディングテクノロジー 黒澤 友貴氏
・2021年9月 ファミリーマートCMO他 足立 光氏
・2021年10月 TORiX 高橋 浩一氏
・2021年11月 カーマインワークス 深田 昌則氏
・2021年12月 ゲスト無し。松本さんと小川
・2022年1月 インサイトフォース 山口 義宏氏

松本さんと相談しながらオファーする方を考えてご提案しご出演いただくことができました。振り返ってみるとすごい方ばかりです。

マーケターにとって外せないスキルの消費者理解について、ゲストの皆さんそれぞれのお考えをお聞きしながら我々も学んできました。JX通信社のビジネスの目的としては、FASTALEART for Marketingの普及がありますが、このウェビナーではツールの宣伝を一切なしです!

参加者の皆さんとともに、ゲストの方からお話を聞いてリアルな学びを共有するコンセプトで行っています。

ゲストの皆様にはイベントの前打ち合わせでは、当日、いくつかのテーマをご用意してお聞きするので、ぶっつけ本番でのトークをお願いしています。普段のマーケティング談義のような会話をお話しをいただくようお願いしています。たとえば「なぜ、消費者理解が必要なのか?」など、モデレーターの松本さんが投げかけるテーマは、小手先のテクニック論ではなく、本質論が多いので、みなさんそれぞれ、お話頂くお考えもさまざまです。すご腕マーケターの皆さんの思考をお聞きしながら、自分自身がきづかなった視点を確認しています。

2022年2月22日火曜日22時から21時の消費者理会のゲストは、

「みる兄さん」です。

みる兄さん

な、なんと、ツイッターやnoteなどでシャープなマーケティング論考を展開されていて密かにコンテンツのファンだった「みる兄さん」です。

ご存じのない方のために紹介しますと、匿名キャラクターにもかかわらず、なぜか、マーケティングネイティブで寄稿されていたり(まだ、僕は同メディアの寄稿したことないです涙)


同じく、マーケティングネイティブで、D2Cブランディングのフラクタ河野さんと対談されていたり(この対談企画は僕もモデレーターとしたことあるぞ!)

 


とにも、かくにも匿名の謎キャラなのに(ご事情がいろいろあるかと存じます!)マーケティングイベントや寄稿などひっぱりだこです。

私も、強烈に覚えていているのが、この、映画JOKER評の記事です。これを見て、当時話題でさらに突き刺さってきそうな作品性がより際立って入ってきたことで、この映画を見ることをスルーしました。これは、みる兄さんの文章のせいで映画を見なくなったというネガティブではなく、むしろ、みる兄さんの論考が突き刺さってきたことで、見なくてもいい、または、「グっと来すぎて怖そうだから」いつか落ち着いたときに見ようと思った。このコラムで強烈に心が動いた。みる兄さんのテキストが私の心を強烈に動かした!ということです。

今回、イベントの前打ち合わせご挨拶で、はじめまして他の挨拶以外には「ジョーカーのコラムは強烈でした」とつい、出てきたほどです。

そんなみる兄さんが発信されているnoteはこちらです。


私目線からの偏った視点でのみる兄さん紹介となりましたが、noteのプロフィールにある情報は以下です。

オウンドメディア編集/SNS運用/ブランディングを担当。 MBA/企画メシ/さとなおラボなどで学びをスタート。 SNSやデジタル上での言葉は振り返り用の個人的な発言…なようです。

みる兄さんnoteプロフィールより

あの、MBA、企画メシ、さとなおさんのラボでの学びのスタート。MBAはあのMBAですよね。企画メシは初めて知りましたが、ツイッター@kikakumeshi(コピーライター阿部広太郎が主催する『企画でメシを食っていく』の公式Twitter)でしょうか?


さとなお氏(@satonao310)にお会いしたことはありませんが有名な方ですし、著書も読んだことはあります。知人もラボメンバーがいて聞いたことがある気がします。

私もデータ寄り、サイエンスよりでマーケティングに情熱を常人以上に注げちゃうタイプですが、みる兄さん、クールでホットなマーケティング愛のある方と思い、今から楽しみです!


【更新情報2024年5月26日】

「その決定に根拠はありますか?」

確率思考でビジネスの成果を確実化するエビデンス・ベースド・マーケティング

戦略を導く為の「エビデンスの作り方」をテーマに、これまで体系化してきたノウハウを紹介したマーケティング・インテリジェンスの書籍を出版致しました。5問の調査でTVCM(施策)→コンビニで商品を見た(要因)→売上がいくら増えたか?→年間16.67億円(効果)の様に経路ごとに構造的に効果を把握する国際特許(PCT)を出願した分析法など、確率モデルや因果推論をプロジェクトで実際に活用している方法を特典の動画講義も活用して実装レベルの知識まで提供しています。