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わかるとつくる

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「わかる」ってなんだろう。なぜ人は「つくる」んだろう。理解と創造性について考えます。
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2019年6月の記事一覧

わからないものをつくる

わからないものをつくる

What I Cannot Create, I Do Not Understand.
つくれないものは、わかったとはいえない。

『情報環世界』を通して「わかるとつくる」を巡る思索の旅を続けていく中で出会った、物理学者ファインマンの最期のメッセージ。果たしてファインマンはこのメッセージで何を言おうとしているのだろうか?いや、そもそもファインマンの言ったことは本当に正しいのだろうか?

What

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世界に変えられてしまわないために

世界に変えられてしまわないために

「創造性を身につけるためにはどうしたらいいですか?」
トークイベントや学生向けの講義で、こんな質問をされることがある。その度にアイデア発想のヒントだったり、作品をつくる時に気をつけているポイントについて話すのだが、以前からこの質問自体にいつも何か違和感を感じていた。自分はたしかに「クリエイティブ」と言われる仕事をしているが、創造的であること自体を目標にしてきたわけではないし、昨今の「これからはAI

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予測する脳

予測する脳

ある日学校から帰ってくると、テーブルにリンゴが置いてあった。でも、これはほんとうにりんごだろうか。もしかしたら、これはリンゴじゃないのかもしれない。もしかしたら、見えてない反対側はミカンかもしれない。もしかしたら、なかはメカがぎっしりかもしれない。もしかしたら、実は何かの卵かもしれない。もしかしたら…。
「考える」とは、自分にとっての「当たり前」から飛び出して「可能性」の世界への旅をすること。ヨシ

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はじめて考えるときのように

はじめて考えるときのように

もう20年近くも前のことになってしまうが、大学時代に受けた講義の中で、今でも記憶に残っている「科学哲学」という講義がある。哲学とは「そもそも」にとことん向き合う学問であり、「科学哲学」は「科学のそもそも」にとことん向き合う哲学ということになる。例えば、わたしたちはよく「科学的に正しい」という言い方をするが、そもそも「科学」は本当に「正しい」のだろうか?そもそも「正しい」とはどういうことだろうか?そ

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『情報環世界』発売記念連続トークイベント

『情報環世界』発売記念連続トークイベント

このnoteでもご紹介してきた『情報環世界―身体とAIの間であそぶガイドブック』の発売を記念して、連続トークイベントが開催されます。渡邊淳司さん、ドミニク・チェンさん、塚田有那さん、伊藤亜紗さんという共著者の方々をはじめ、細馬宏通さん、久保田晃弘さん、会田大也さん、ひらのりょうさんという素晴らしいゲストの方々も交えて、各回『情報環世界』をさらに拡張する議論が繰り広げられます。是非ご参加ください!

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読まない読書

読まない読書

本というのはとてもコストパフォーマンスの高いメディアである。哲学からエンターテインメントまで、アートからサイエンスまで、人類が紡いできた叡智や文化に、誰でも簡単にアクセスができるのだ。しかしながら、人生で本を読むことに費やせる時間は限られている。「いつ本を読んでいるのか?」と聞かれることもあるが、別に壁一面の本に囲まれた読書家というわけではないし、正直に告白すれば、ちゃんと最後まで読んでいる本は稀

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