食料安保と農業政策


ロシアによるウクライナ進行という暴挙が行われてから
急激に食料安保と言葉が目立つようになりました。

80年代にソビエトが穀物の輸出規制を行い
その時にも食料安保という言葉が踊っていましたが
喉元過ぎればなんとかでその後死語のようになっていました。

日本の農業政策はとにかく米中心で
出来もしない事がわかってからも
巨費を投じて生産量をコントロールしようとしているが
平成5年の大冷害と言われたときに政府にはコントロール能力が無い
という事がわかったはずなのにその後も学習能力ゼロの状態が続いております。

ここに来て大慌てで穀類の増産に進路を向けるべく
補助金で釣ろうとしているが
工業製品とは異なり1年で1作しか収穫出来ない穀物であり
水田からすぐに畑に切り替えられるものでもない!
そんなことも全くわからない机上の空論で国税を浪費している脳水省
(変換ミスではありません)
なんてもう必要ないでしょう!

以前ある会合で当時自民党のTPP対策委員長に農水は潰して経産省に合併した方が良い!
と言ったことがありましたがその後その方はほんの少し農林大臣になりましたがスキャンダルであっけない最後でした。

選挙屋にすれば大臣の椅子が一つ減るということは一大事であり
経産省より遥かに巨額の税金が投入されているので
族議員の反発は必至でしょうね!
しかし、食料安保を本当に考えるならそれもありなんではないでようか!

腐ったJAの票を求めるよりも日本の将来と国民の事を考えられる
真の政治家の登場を期待したいです。

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