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人は変われるか・変われないか
こんにちは。本日もご覧いただきありがとうございます。
色々と書きたいことがあり過ぎて、まとまらず、しばらく記事の更新が出来ていませんでした。
自分の内面をまとめるというのはやはり難しいものです。
今回はそんな自分自身にも関わるようなことを1つ。
「人は変われるのか・変われないのか」
ディベートの議題にもある事があるこのテーマ。
さて、あなたはどちらでしょうか?
変われる派の人はアメリカの哲学者で心理学の父とも言われているウイリアム・ジェイムズの名言を上げる方が多いのではないでしょうか。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
これはそうだな、と。
納得いく言葉です。
でも、人の根本は変わらないという人もいます。
極端なたとえ話で上げられるのは「浮気をする奴は何回でもする」というもの。
2回目をしない場合はしなくなったのではなく、しないように我慢しているという話。
これも、まぁ、あるのかなとも言えます。
私は正直、どちらも両立できると思っています。
変わらないまま、変われる。
ということです。
占いでいえば、生年月日で占う命術は生年月日が変わることは無いので、結果は変わりません。
しかし、相術はその姿が変われば結果も変わります。手相は生き方が変われば線も変わります。
つまりはそういう事です。
元の自分を認めつつ、ありたい自分を目指すのがベターなのではないかと思っています。
私だって、ダメなところは馬鹿みたいにあります。
そのダメなところを表に出さないように、出てこないように注意を払ったり、出にくい行動を取るようにしているだけです。
でも、無くならないので変わってはいません。
けど、周囲から見たらその要素が少なかったり、感じられなければ、自分は変わったと客観的に思えるでしょう。
もともと、人間は二面性を持つものだから、良いところがあれば悪いところがあり、優れている点と劣っている点を併せ持つのだから自分の事をダメだと烙印を押す必要はないんですね。
褒める所が1つも無いのなんて、ラストリベリオンで十分だ…。
ただ、自分で悪いと思える部分が多いのなら、減らしていく努力を意識していくのは大切だと思います。
どんな自分になりたいか理想像があるのなら話は早いですが、なければ自分のどこが嫌なのか。それを解消するためにはどうしたら良いのか。
その考え方・行動が大切だと思います。
それが変えることが難しい事だとしても。
あんな親の元に生まれてしまったと嘆くのなら、自分と親は別の人間である事を強く意識して、親を反面教師にすれば良い。その人の血を引いていることを実感したとしても、その負をフォローするだけのものを得れば良い。
負に屈することが無ければ、あなたの勝ちだ。
身体的特徴なら変えられるものはいくらでも変えて良い。金銭や時間やリスクとの兼ね合いはじっくり検討する場合は焦ってはいけない。身長はなかなか難しいけれど、その身長が活かせる事、良く魅せられる方法や武器は必ずある。
自分の身を置く環境ほど変えられるチャンスは大きい。
シンプルに片づけや模様替えで変化を付けられることだって多い。
絶対に自分はこうでなければいけない。
そう考える必要はない。
少なくとも、実際に経験していないのに自分で自分を否定する事をしたら勿体ない。
大体、自分が気に入っていない自分のままでいる必要はないんだから。
違う自分になりたいのなら、一秒でも違う自分になれる時間を作ってみればいい話。
いわゆる、演技をすればOK。
自分で自分がありたい自分を演じれば良いということ。
言動なら費用をかけずにすぐに実行にできるし、無理がない。
違う自分、なりたい自分、嫌いな部分が少ない自分を作っていければ、十分「変わらないまま、変われる」と言う一見矛盾したものが成立すると思います。
実際、自分はそう思って行動をしているわけで。
上手くいかなかったら、また、やってみて。
それでも上手くいかないのなら、方法を変えて、もしくは目指す方向を変えて。
紆余曲折を得つつ、ベターを求めていけば良いんじゃないですかね。
人生、一応長いらしいですから。
ほどほどに試行錯誤する時間はあって良いはず。
そうは言っても「演技はしょせん演技で変わったこととは違うだろう」という意見もあるかとは思います。
私も「上っ面を変えてなんになる」と思っていましたが、シュルレアリスムの代表的な画家であるサルバドール・ダリが自身の美術館に来た大学生からの質問「天才になるのはどうしたら良いのですか?」に答えた言葉を聞いてハッとしました。
「天才になるには天才のふりをすればいい。最後まで続けられればそれは天才だ」
そういう事です。
本来の自分も理想の自分もどっちも自分として持っていきましょう。
持っていて良いものなんですわ。
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