就職活動をしなくても人生はなんとかなる話
完全自己責任で聞いてください。
いや、それしか知らないから結果論っていえば結果論なんですけどね。
これから就活をしていく学生さんが多いと思うので、その方たちに少しでも余裕をもたせてあげられればなと思い書きました。
●大学時代の私
私は大学4年時に就職活動をしませんでした。ちなみに大学は中の上。中学高校と寮制の学校だったので遊びたかったのか要は人より世間を知らなかったのです。そして天の邪鬼。
男同士で同じブランドの服を買いに行く、卒業旅行でハワイにみんなで行く、同じタイミングで髪を小綺麗にしてリクルートスーツを着だす。
●感じた就活の気持ち悪さ
これが異様に気持ち悪く感じたんですよね。そして、その波にいる人間たちは全く違和感を感じていないことも私的には違和感でした。
結論、これはひとつのターニングポイントだったと思います。振り返るに人生の歩み方は変わったと感じています。
ベンチャー企業しか知らないサラリーマン人生、いまは経営者ですが。
歴史ある、組織化された、日本の成長を牽引してきた大企業への憧れというか、その中を知りたいと思うことはありますが、あくまで興味で、そこで何かを成し得たいとおもうことはたぶん一生ないでしょう。
●就活に思うこと
ただ、今は心から思っています。(皆と同じに盲目的に)就活しなくてよかったと。
これから就職活動に入る3年生も多いことでしょう。
就職活動を盲目的にするのではなく、人生の岐路としてちゃんと考えて行動することをおすすめします。
「就職するタイミングがここしかない!」
『そんなことはないと思います。』
だからゆっくり自分の考えをもって、落ち着いて行動してよいと思います。わからなければ色んな人の話を聞いてみると良いと思います。
(私でよければ相談のりますよ)
●こんな歩み方もある
ちなみに私は就活をせず卒業後インターネットベンチャー企業に普通に新卒だということも言わずに面接に行きました。ちなみにジャージで行ったのを覚えています。それが社会人キャリアのスタートです。
新卒じゃなく採用してくれるところは前提こんなところです。
・新卒とかよくわからない(扱い方も育て方も)
・とにかく人がほしい猫の手も借りたい状態。
・勢いだけはある。
・人は育てない、勝手に育って精神。
・ちょっとブラック。
ちょっと劣悪環境っぽいですが、最初から働く癖をカラダに叩き込まれるのは後の人生を大きく左右すると思いました。癖というのは大事です。そして癖というのはなにか始めるときの最初のステージが一番染み込ませやすいです。
●就活しなくてよかったこと、まとめ。
就職活動から外れたところ、かつこういったTHEベンチャーでのスタートを切ったことで良かったと思える点は以下です。
(あくまでも主観的な振り返りをもとにしたものです)
▶はみ出てもなんとかなる感覚
→皆と同じ行動を取らなくても別に社会人ルートから外れるわけではないんだ、という変な自信がつく。
▶お客様扱いされない
→すぐに戦力として求められるので、名刺交換の仕方なんて全然しらなかった。(今はyoutubeあるからむしろ研修やる会社のほうがバカに思える)
▶なんか知らんが期待される
→もはや、単に人数が増えた=戦力期待大である。能力とか見極められることもない。必然的にやるしかない。
▶先輩というより仲間
→年上がもちろん多かったが、先輩という図式ではこない。気づくとほとんどタメ語で話していた。(組織が大きくなってくると怒られる)
▶同期でうんぬんがない
→同期で飲み会とかよく聞いた話は一切経験がない。同期の成長と比較する機会がなかったのは結果良かったと思う。
▶ロール(役割)が固定されない
→目的ベースで動く必要に迫られる。役割なんてあってないようなもの。自分●●なんで、とか発言するやつ皆無。
▶とにかくよく働く
→実践実践実践。みなよく働く。
▶ダイバーシティ感
マイペースもいる。会社こない夕方くるとか。でも土日メールが飛んでたり。働き方も人それぞれだなと。
(まだまだありそうだけど、思い立ったら追記します。)
要は就活しないはしないで真逆を取りにいけるので、その経験は強みになると思うのです。40手前になって、むしろ社会人として本質に近い癖付けを否応なしに、してもらったなという感覚があります。
これから就活を迎える人たち、今頑張っている人たち、こういった人生の歩み方もあるのだと思って、余裕を持って動いてみてください。
幸多きことを。