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大学生の就労プレトレーニング 2021.8.27

こんにちは、おがるのレインです

2回目の投稿になります。今日は、就労支援の話をしたいと思います。少し長いかもしれません…!

今、おがるのある法人、はるにれの里が11月に主催する自閉症オンラインワークショップに向けた準備をしています。
私は、大学生の就労プレトレーニングの内容を担当するのですが、対象は、知的に障がいのない発達障がいの青年期の方になります。

発達障がいのある方の就労支援で、仕事をやめてしまった、という方の話を聞いていくと、「どうしてそんなに大変になるまで、我慢したんだろう、支援者に言わなかったのだろう」ということが良くあるのでは、と思います。

ご本人が言えなかった、周りが気づかなかった、と言えばそれまでなのですが、そうならないよう、本人にとっても周囲にとっても、そこに気づける支援をしていくことも、大事なことかと思っています。

言葉はたくさん知っていても、それを伝えるスタートに立つことが難しかったり、ストレスがこころや体に悪い影響があるいうことは知っていても、自分の負担や辛さに気づくことが難しかったり、現実と自分ができることにちがいがあることに気づくことが難しかったり、などなど。自己モニタリングが苦手、といったりすることもあるかと思います。それも学び方の違いの一つと言えるのかもしれません。

ただ、どうして気づきの支援が難しいのかというと、おそらく“気づき”というのは、支援者にとっても目に見えないことだからなのかな、と思います。支援として取り上げるには、少し工夫が必要なのかもしれません。と思うと、ここは、“学び方に応じて”、また“支援者も共有できる”ツールである、見える化の工夫、“スケールにしてみる”、“表にしてみる”というアイディアも良いかもしれません!

そして、そこを教えるときには、“苦手なこと、できないことに気づかせる”ということを目的とするのではなくて、“自分がどこまでできていて、何の支援が必要なのかを知る”ことを目的とするのが支援に活かせる気づきになるポイントかなと思います!

毎日の支援を通して、今日の準備や持ち物がそろっているかチェックする、自分が今日すべきことをチェックする、自分がやりたいと思うことについて、どこまでできているかをチェックする、そんなところからはじめる気づきの支援もすごく良いと思います。

支援を一緒に考えたいという方は、ぜひお声がけください。

準備をしている中で、ふと思ったつぶやきでした!
お読みいただきありがとうございました!!!


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