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【YouTube文字起こし】成人期の生活 一人暮らし編

おことわり


このシリーズで紹介しているケースは全て架空のものとなります。
おがるがこれまで関わってきたケースをふりかえり、よく出会う成人期の生活スタイルをまとめたものです。
特定の個人の方の生活を紹介しているものではありませんので、ご了承ください。

こちらの動画では発達障がいのある方に成人期の生活として、一人暮らしをしている場合のお話をさせていただきます。

プロフィール

まず、プロフィールのご紹介です。

Eさんは20代の女性です。診断名は自閉スペクトラム症とADHD。手帳は精神3級です。

昔から片付けや整理整頓が得意ではなかったり、女子の友人グループに馴染めなかったりといったことはありながらも、大きな困りを感じることなく生活を送ってきました。

大学卒業後は一般企業に就職しましたが、次々と課される仕事をうまく段取りをつけられずに、こなすのに時間がかかり、残業する毎日が続いていました。また、上司や同僚とのコミュニケーションがうまく取れず、体調を崩して心療内科にかかったところ、うつと発達障がいの診断を受けています。

就職と同時に親元を離れて、一人暮らしを始めてもいらっしゃいます。

現在の生活

現在はこのような方々がEさんをサポートしています。

障がい者就業・生活相談支援事業所、通称ナカポツ(以下、ナカポツと称する)に定期的に仕事について相談に行っています。また、休日には地域活動支援センターに通っています。

各機関の役割はこのようになっています。

ナカポツでは、自分のペースを保てて、余暇も充実した生活にしていくことを目指し、職場に伝えることも視野に入れながら、今後の働き方を模索しています。

また、地域活動支援センターはナカポツで相談をしている中で、休日に過ごせる余暇の場所として利用を勧められ、通い始めました。

病院には月に1回定期通院をしており、おがるについては、今は相談は一旦終結し、情報提供などが必要なときにご連絡をいただくという役割になっております。

以前の生活

地域活動支援センターは家と職場の行き来しかない状況でストレスが溜まる一方であったため、ナカポツから利用を勧められました。

休日は平日の仕事の疲労感で家にこもる生活をしていたEさんでしたが、元々おしゃべりが好きな方だったため、気兼ねなく楽しい時間を過ごせるようになったことで、仕事は変わらず大変ではありながらも、リフレッシュされているようです。

そのおかげで、仕事に対しても前向きになれたようです。最近では、地域活動支援センターで知り合った友人とオンライン飲み会をすることもあるとのことでした。

成人期の生活スタイルについて

ナカポツで仕事についての相談を継続しながら、福祉サービスの利用も視野に入れて生活面について考えたいというご本人の希望があり、相談支援事業所への相談をスタートし、今後は家事に関するサポートも入れていこうと話し合っているとのことでした。

発達障がいのある方の成人期の生活は様々ですが、一人暮らしをしている場合の一例を紹介させていただきました。ご視聴ありがとうございました。


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