両極を知るものとして未来を生きる
あなたは、未来を考えられますか?
唐突にそういわれたら、「はい」と返事ができる人はどのくらいいるでしょうか?
わたしも、なかなか「はい」と答えられませんでした。
そう、過去形。
思考は変えられる、それを体験したからこそ、言える話です。
脳科学がそれを可能にしてくれました。
そもそも論ですが、物事には必ず仕組みがあります。
簡単に言うと仕組み化されないものは、淘汰されます。
であるなら、仕組みを考えられる人が一番価値があります。
これが「お勉強しなさい」と言われる理由です。
ところが、世の中には仕組みがなくてもやっていける人々がいます。
それが「環境所以(ゆえん)」と呼ばれる人たち。
環境が仕組みの代わりを果たしている人々のことをいいます。
環境所以の最大なものが縁故、コネクションです。
その繋がりがある限り安泰に思える、間違いではありませんが、ものすごく非科学的なものです。
環境所以で強く在るには、その環境に誰か仕組みづくりに特化した人物がいる必要があります。
昔はこれを年長者が果たしていました。
沖縄のおじい、おばあが、これに当たりますかね。
いわゆる「生き字引」と呼ばれる人たち。
しかし時代は変わり、世には別のものが出張ってきました。
それが「老害」と言われる人たちです。
物事には、かならず裏表があります。
なぜなら今世は3D、立体だから。
生き字引という表がいれば、老害という裏があるのは仕方のないこと。
であるなら、未来を明るくするのは、この理論を使うべきだと思うのです。
いま、未来を憂いている人が多いけれど。
であるなら、同じ分だけ明るい未来を考える人が発生して然るべしなんです。
世は均衡だから、片側に偏りすぎると必ず修正が入ります。
よーくよーく見ていくと、明るいニュースもなくはない。
それをかき集めて、いち早く明るい未来のお席に座ればよろしいのではないのかな、と。
まあ、そんな簡単じゃないことはわかるのですが。
難しいもん、無理だもん。
そう思ったあなた、あなたはじつは環境所以グループの人かもしれませんよ。
この先の日本は、コネクションの環境破壊が予測されます。
なぜか、人が死ぬからです。
成人の半分が40歳を越えたってことは、そういうこと。
死なない人はいない、であるなら必然的に代替えが起きる。
しかし、後世は生まれていない。
生まれた数といなくなる数が合ってない、それがいまの日本なんです。
バランスの悪さは病を生みます。
病に侵されたくなければ、予防するしかありません。
予防するには、知り、備え、維持する。
そのとき、一番先に問題になるのが思考。
挫折する人はみんないいます。
そんなことできない
身体がついていかない
つまり、この二つがあなたの人生の仕組みを作ってる。
そのコントロール法を身につけないと、生きにくい社会が来ますよ。
そんな話です。
でも、我々には受け継ぐべきものもある。
それは無くしては行けない。
それがさじ加減。
無くしてしまえば受け継げない、大切なことは豊かに生きることであり、偏っていたらダメなんです。
生きているだけではダメで、豊かなだけでもだめ。
両極を生きるのはおしまいにして、そろそろセンターを生きて行きませんか?
言うは易し行うは難し、わたしも毎日必死です。
でも、未来を考えられるようになった分だけ、いまが楽しい。
だってなんにでもなれるからね。
あなたの思い描く未来は、どんなですか?
日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。