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四年かかった神様との約束

すべての芸術は音楽に憧れる。
お目通し下さり光栄です、やんごとなき霊媒師・西陣の拝み屋です。
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↓↓ 1/5(木)の更新記事はこちら ↓↓

本日より京都市は一般ゴミの収集が開始、いよいよ世の中の
2023年が通常営業を始めた感が強まりますね。そんなタイミング
だからか、それとも水星逆行で人生を回収したいと思う方々が
多いのか(えみこ的に意識高い系の皆様)、ありがたいことに
今週はドドドッと満了になってしまいました。誠に有り難う
ございます。今朝noteに公開した1月のムーンショット対策講座
試し読み部分をお読み頂いても判るように、今年という年は
令和以降の人生にとってとても影響の大きな一年となります。
中でも今現在~1/17までの期間はとても重要、ここで何をどう
動いたかによって、この先の人生に与える影響の大きさは変わって
しまうレベルの大切な期間となるでしょう。
今朝の記事は、年末から何人かにご質問頂いたえみこ独自論についての
誕生秘話その2(というか、結構幾つもある笑)をお話しします。

えみこが「霊媒師」と呼ばれるようになって6年が過ぎました。
霊媒的な働きを本格的にし始めたのは2010年頃からなので、丁度
12年が過ぎたところ。子どもで言うなら今年から中学校に入った
くらいです。2011年に円満じゃなく組織を独立してから、靈氣人
と同じくらい天とか神様とか見えないものとかと関わって生きる
ようになっていました。が、独立1ヶ月後の2011年3月11日、
東日本大震災が発災、千葉県市川市の客先で「神様殺さないで」
と人生初の命乞いをするほどの生命の危機を経験します。
(この経験がえみこが語る「被災」なのですが、それはこの12年
一部の方に「何も失っていないくせに」と言われています)
その後丸二年半、力を閉ざして「普通の人」として生きてみようと
頑張った時期がありました。何一つ感動もなく、限りなくつまらない
人生の中でえみこに赦されたのは愛すべきものを持つことだけ。
当時勤務していた塾で盛大に大切な仲間たちと、家族を愛し、過ごして
いた時間です。そして皮肉なことにその経験が「誰かを愛していられる
うちはわたしは大丈夫」という自身の取説を完成させることになるのです。
同時に、天と話すことを盛んにするようになりました。やがて、とある
アンナチュラルを機に返納した力を還して欲しいと神に乞うことに
なっていくのです。

この世界では「一度降りた椅子には二度と座れない」というルールがあります。
えみこは2011年自らの意思で「霊力」という椅子を降りました。そんな
人間に乞われたからと言って天が容易く力を返還するわけもなく、完全には

いまもまだ力は戻っていません。代わりに以前はなかった能力が付与されて
いることに気がついたのは、必死の思いで上洛し、京都で暮し半年が過ぎた
2019年のことでした。余談ですがその頃、関東のある霊能者集団の口車に
ひっかかり「戦闘型霊媒師」という椅子からも降ろされてしまっています。
託宣御子であったその霊能者集団、「わたしの言葉は天の意思である」と
まんまとわたしを椅子から降ろしたのですが。それって今の某教会問題に
よく似た構図だよねー、と最近思うのです。神の名なんて語るから、あんな
風になるわけで(多分)、あの霊能者集団にもいつか同じことが起こるんだろな。
(頑張ってね、わたしは(頼まれても)なにもしないけれど)

その2019年、丁度市バスに乗ってぼんやりと二条城を眺めていたときのこと。
ふと、「人間の楽譜を作れ」という言葉が降りてきました。
一気に我に返った瞬間笑、そらそうです、人間の楽譜って何?なになになに?
ってなるじゃないですか。そらそうだ、そんなものみたことも聞いたこともない。
それからというもの、常に脳内には「人間の楽譜」という言葉があったのです。
勘のよいかたはもうお気づきだと思います、えみこが現在講座で扱っている
時空ミルフィーユ論、あれは交響楽の楽譜のような絵面。そう、あれが神の
命題に答えたえみこの提出物だったのです。
あの理論は2012年頃から構築を始めたものですが、その先にあったものが
まさか2019年に降りてきた命題だったとは、思いも寄らないものでした。
しかも、そのことに気づいたのがつい最近だって言う天然ぶり笑。その気づく
きっかけが今月のムーンショット対策講座に出てくる階層図なのです。

2019年に命題が出されてから、しばらくして降りてきたヒントがあります。

「物事は点が線になって、面になって、立体になる」

これ、講座中に何度か聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
現実創造の基礎、物事が具現化するには、点→線→面→立体を辿る。
これを音楽に例えると、単独奏→ユニット(2~3)→バンド(4名以上)
そして、交響楽団(10名以上の合奏)と膨らんでいく。
そのたびに音が立体(人数が居る分音圧が上がり、広がりがある)と
いう形になる。世の中というのは、つまりは交響楽だと言いたいのでは
ないかという結論に至るわけでして。

思えば幼少期から音楽漬けの環境にいました。音楽家として不遇な人生を

送った父の元に生まれ、裏方表方その両方を経験する人生だった。そんな
家族へのコンプレックスや反抗から唯一手を出してこなかった「歌う」と
いう行為。ところが縁あって2018年の夏「謡」に出会ってしまう。
歌うことに、ましてや能学になど一ミリの興味もなかった自分をそこへ
導いたのは「奉納謡」という神様へ捧げる歌でした。

滋賀県三井寺の観月台で、人生初めてのゲートシステムを自ら動かした
その夜の舞台は、わたしのいる場所だけ真っ黒に抜けて道ができ。
自分自身が門として使われたことが誰の目にも判るような証拠を
残しました。「その場にいるのにどうやっても先生が写真に写らない」
会場に来てくれていた生徒さんたちがそう言っていたのが、その
証なのだと思って聞いていました。
2018年の夏、下賀茂神社の細殿という重要文化財で始まった謡の旅は
翌年2019年滋賀県三井寺の同じく文化財の観月台で一つの答えを出して
くれた。そしてその舞台が終わった翌月、いまの師匠の元へ10年は
辞めない覚悟を持って、わたしは入門しに行ったのです。
師匠の元で学ぶこと三年、人間の楽譜という命題は次第に形を表し
2023年の今年、ついに立体へとシフトしていくことになりました。
楽譜がついに音楽になる、きっとそんなタイミングなのだと思う。

「人間の楽譜」を神様が作らせた訳、それがなんだと思いますか?
そもそも、楽譜とは、一体何のためのものだと思いますか?
楽譜とは、読み方が判れば、誰でもその曲を演奏できるものです。
ただし、そこには秘密があって。
現在私たちが読んでいる楽譜の大半は、西洋形式の楽譜。それは
音階に決まった音があるので、誰でも簡単になんとなく、それっぽく
聞こえる音楽が演奏できます。それは「音階」で支配されているから。

一方の和楽器の楽譜には、この音階がありません。和楽器にあるのは
「節」、この節を頼りに記号で音を取り、演奏していくのです。
つまりは「知らない曲は演奏できない」ということになる。
仮になんとなく、その曲を譜面通りにやれたとして、それが本当に
あっているか、判らないのが和楽。口伝で継承されてこその、和楽。
だからこそ「誰から習うかに意味があるのが和楽」ということになる。
えみこが大嫌いな「最初に教師が誤りを教えると、生徒は永遠に間違い

続ける」の極みがこの和楽なのだということを、学ぶことになったのです。

えみこもいつかは死んでいく。えみこが居なくなった世界をなお、この
楽譜を演奏できる人がいてくれるように、生徒さんに口伝えで教えていく。
そして願うのは、どうかその生徒さんたちが節を変えずに伝えてくれます
ように。
伝統芸能の伝承が厳しいのはきっと、口伝にこそ意味があるから。
その口伝が間違っていたら、その段階で伝承は途切れてしまう。
歪ませて伝えた口伝は、後に呪いとなっていく、そんなものは靈氣の
世界で嫌というほどよくみてきた。
だからこそこの楽譜は、天から授かりしこの楽譜は、きちんと口伝で
伝わって欲しいと思う。えみこが居なくなった後の世界でも、人間と
いう生き物が生きている間、人生という楽譜を楽しく歌い続けられるように。

90年の終わりに一人の歌人と出会いました。そのきっかけは彼が書いた
「きみの鳥は歌を歌える」という歌集。あのころからずっと、天はすでに
ここをみていて、わたしはいつか、自分の中に住むカナリアを歌わせる
ために生まれてきたのかも知れない。そんなことを最近思うのです。
90年頭、オウム真理教強制捜査の際、先頭の捜査員が持っていた籠には
二羽のカナリアが居ました。そう、カナリアは人間が危険を察知するための
道具として用いられやすい鳥。平成の時代を危険を察知するカナリアとして
籠の中で過ごしてきたわたしは、10年かけて籠から逃げ。令和を迎える
そのタイミングで歌うことに挑んだだけ。そんなわたしに神様はきっと
こう言ったのだと思うのです。
「人間の楽譜を作ってご覧、そうしたらお礼にお前に歌を授けよう」
能を学んで二年目に、古い能曲が復刻しました。能「篁」、あの小野篁を
主役とした能舞台です。この先はもういつ観られるか判らないその能舞台を
客席で観ながら、最初からすべては天の手のひらの上だった気がしました。

さて、この人間の楽譜、皆様はどう奏じられますか?
どうぞ上手に「節」を正しく奏でられますように。
丁寧に正しく口伝指導して参りたいと思っています。

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【西陣の拝み屋】会いに行ける霊媒師★惠御子(えみこ)
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