イメージするために必要なこと
情報不足は、誤ったイメージしか招かない。
お目通しくださり光栄です、移動する安心の家 西陣の拝み屋です。本日9/3(土)は、オンラインのみご予約承ります。本日は都合により14時で閉店します。明日9/4(日)は定休日となります、明後日9/5(月)はオンライン、対面ともご予約受付中。対面希望の方は明日4日中にご予約下さい。
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9/5~11のスケジュール
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9/12~18のスケジュール
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9月は慌ただしい、と思っていたら、それもそのはず。週明けから逆行ラッシュが始まります。
9/10(土)~水星逆行(仕事、対人、コミュニケーション)
9/5(月)水星逆行のリセットゲート講座やります、ご予約受付中。
なおかつ現在逆行中の惑星がこちら。
6/5~土星逆行(試練の復活)
6/29~海王星逆行(理想の見直し)
7/29~木星逆行(幸運の見直し)
さらに4月末から冥王星も逆行中、万歳逆行祭り。金星(愛・豊かさ・お金)と火星(行動・怒り)は順行ですが、担当者が微妙。金星(乙女座)、火星(双子座)、どちらもが10日から逆行する水星の影響を大きく受ける。なぜ星の話をするか、というと、地球上で暮らすわたしたちは、この天体の影響から逃れられないから。このあたり、しっかりと確認しておく必要があります。特に、いま逆行中の土星(試練)は、三年前まで遡る星。そしてさらに、今回の水星のリセットゲートがまさにそのあたりの流れを連れてくるのです。
最近ちまたを賑わせている某役者さんのお話。なぜいまごろ3年前のことが、と、言われていますが、占星術的に言ったら「まぁ、やりどき?」って話でして。逆に言うなら、三年前に心残りがある人は、ここがチャンス、そういう類いの話になるのです。noteの有償記事は本日中に公開したいよ~~~~。あの巷の出来事を見て思うこと、想像力って大事。だけど、想像力が及ばないという現象ってなぜ起こるのだろう、その答えが、昨日観劇に行った能舞台にありました。
えみこは長く物を書いています、そして書くことも教えている。生徒さんたちにお伝えするのは、書くと言うことは脳の中身をそのまま「よっこいしょ、ご覧下さい」と相手に見せることです、ということ。それがどれほど難しいか、この世の芸術の何割かはきっと、その観点が必要だろうと思ってきました。能の世界もまさにそれで、見ている側が舞台上の景色や装置をイメージして補填しながらみる芸術。だからこそ、脳の処理が追いつかないと「意識が飛ぶ」という強制終了が起こるのだと思うのです。昨日の舞台は、初の試みで事前に一時間の舞台解説がありました。それはつまり、イメージしやすいように予め情報を補填して貰って舞台を観る、ということ。これまで10本以上舞台を観てきたと思いますが、昨日は初めてほぼ意識が飛ぶことなく観劇することができました。(それでもほぼ、結局一部は飛んだんかい、というお話)
舞台の奇跡って、人によって違うと思うんだけれど、えみこは一度だけ能で不思議な経験をしています。大好きな役者さんの舞台の上に、演目の背景である石橋が立体として浮かんで動いて消えたことがあるのです。後にも先にも、あんな風に能をみれたのはその一度だけ、でもその舞台の素晴らしさはいまでも忘れられない。そして、何度舞台を観ても結局脳はそこを報酬として求めていくようになってしまったのだと思うのです。求める脳と、処理するには不足する情報量、結果イメージが追いつかない。この感覚は、実は霊視の感覚によく似ています。
昨日書いたエドガー・ケーシー氏は、全く知らないはずの言葉を正確に話した、と言われています。それは彼が霊能者だったからじゃないかと個人的には思っていて、でも、えみこは能力的にはそれと同じことはできないわけでして。理由は、脳のフィルター(固定観念)の中に「その裏付けは?」という感覚があるから。霊能者というのは、何も疑わず当然のようにそれができるひとのことを言うのだと思うのです。だって「霊能」なんだから。その代わり一年中その脳でいなければならない、それは結構大変なことじゃないかと思っています。
一方、えみこのような霊力使い(巫女と言ったりする)には、ある種のスイッチがついています。そのスイッチを入れるために、例えば祭壇の前で拝んだり、神社なら神事の手順があるわけで、その方法論を間違わなければ降りていらしたものがなにであるかも間違わない、という担保になる。その代わり、その手順を知らなければ、面会もできない、というお話になるのですが。さらに、手順通りに事ができたとして、そこで伝えられるものが正確に受け取れなければまた、意味は無いわけで。知っているか否か、つまりは、そういうことなのだと思うのです。
みせない世界のことを学びに来る方がいるとき、必ずこの話をします。見えている物が正しいかどうか、正確に認識していないと大概闇に足下をすくわれて、転落の一途を辿ってしまうから。最も、その感覚を強く持ったのは三年前で、この世界にも大悪党がいるってことに気がついたからなのですが。大いなる力には、大いなる責任が伴う。そのことを知りもせず、ましてや恐れもしない人たちのすることは某役者さんによく似た悪人ぶりがありました。
いまから40年くらい前のことですが、「ハングマン」というシリーズもののドラマがありました。時代のはやりは必殺仕事人笑、中村主水や京本政樹氏の仕置き人姿が記憶にある方も多いことでしょう。でも、時代劇の何かより、現代劇のハングマンの方がずっと、個人的に心に響いた。「天誅」という言葉があるけど、それを「天に変わって人誅する」、それがハングマンの仕事。倫理上それがいいかは判らないけれど、当時のわたしはこう思っていました。
「この世に、裁かれない悪はない」
後半のシリーズ、当時ナレーションで小林さんが語っているように昭和60年の段階でもう仕置き人は「メルヘン」と言われるくらいな存在。それが今の始まりだったとしか、現状の世の中を見たら思えないけれど。でもこの闇が暴かれていく様は、本当に爽快だったのをよく覚えているのです。現在流にいうなら、アバランチになるのかな、きっと。
昨日観た能「屋島」の義経は、戦が好きで修羅道を居場所とした武将として描かれていましたが。修羅道から抜け出したいと僧に願うのが多くの武将であるにも関わらず義経は一切それがない、と、解説で聞いたけれど。少しだけ、そんな義経の気持ちが判る気がした昨夜。修羅道になんて、居たくはないし、居ちゃ駄目だと思うけれど。
でも。
のうのうと人の笑顔や夢を喰らって生きながらえる悪人の存在を、もし自分が知ってしまったとして。その人たちの罪を光の下へさらす方法がある、と言われたとしたら。きっと、わたしはこう言ってしまうような気がするのです。
「何をすればそれが、できますか?わたし、やります」
冥界の五番目の審議官である閻魔大王は十王の中で唯一人間だったことがある王だと言います。閻魔ちゃんもきっと、こんな気持ちであの席に座っているのだろうな。罪人を一人地獄に送る度に煮えた鉄を飲み込んで胃を焼き尽くしながら。ね?閻魔ちゃん、きっと、そうなんでしょ?
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