鍵を変えれば、入れない
変えられてしまったら、戻ることはできない。
お目通し下さり光栄です、願いが叶う店・西陣の拝み屋です。本日11/16(水)はご予約満了となりました。明日11/17(木)の対面受付は終了致しました、オンラインのみご予約承ります。
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平成戸締まりのWS受付開始
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今週は本当に忙しい週でして(ありがたい)。本日もだいぶバタバタのため、戸締まりに関してある重要なお話をして、終わりにしたいかと。絶賛スタートした平成じまいのための戸締まり。皆さん「戸締まり」と聞いて何を想像します?普通は「鍵を閉める」ことを考えると思うのですが。「鍵を閉められる」という感覚はないと思うのです。もっというと、「戻らなければならない理由がある(勿論権利もある)場所に入れない」ということはまぁ普通想像しないと思うのです。でもね、これあり得るんですよ。どんなときか、相手が自己中なとき笑。
今週は、ちょっと過呼吸になるくらいなスケジュールになっておりまして。やりたいこと、やるべきこと、そして仕事的な締め切り、このバランスが上手く取れない。そして過呼吸気味になり、突然咳が止まらなくなる。そんな中、だいぶ周囲の人から「慌てなくていい」「焦らなくていい」と言って貰えるようになってきました。この二つ、実は洗脳する際に大変有効な手段です。「慌てさせる」「焦らせる」この二つは人間から正常な判断を奪います、覚えておいてくださいね。
今朝もちょっと似た症状が出て、ふとトイレで考えました。「これって、脳が何を思って創り出している現象やろう」身体反応は脳が再現したものが過半数です、ということは何かに紐付けて、そしてそこに脳の報酬があるからこそ再現されてしまう。こんなに困っているのに、それはなんだ?答えは、やはり過去にありました。ふと思い浮かんだのは15年前に命がけで家を出たときのこと。仕事に行っている間に有り金を全部元夫に持ち出されたわたしは、弁護士の指示で子どもと逃げることを画策。元夫が仕事に行っている間に家族でドロンを決め込んだのです。あのときほど死ぬ気で神に祈ったことは無いと思う。失敗したら、見つかったらもう一生飼い殺し、そんなことを本気で思っていました。このとき、わたしは甘かったのです。調停も立っているし代理人もいる。一旦出て離縁できたら家に戻ればいい。わたしはともかく、子どもたちは自由に出入りできるだろう、と。
ところが。婚家はそんな生ぬるいものではなかった笑。うちの離婚は別名「傀儡離婚」と言われていて、元夫の後ろで元姑が大きく指示を出していたのですが。あまりの傀儡ぶりに調停で代理人の先生が調停員にぶち切れたことがあったほど。その傀儡離婚の最たるものが「離婚成立前に家の鍵を交換する」という荒技。この事実を代理人から聞いたときは、呆れて開いた口が塞がりませんでした。「あなたたちが自由に出入りできなくしたのでしょう。お子さんが居る場合、普通はあまりやらないんですけどね。とにかく、もうあの家には入れませんから」代理人のこの言葉を子どもたちに伝える際に、まぁ胸が痛んだこと、痛んだこと。うちは婚姻20年目の審議だったので法律でわたしにも家の50%所有権があります。にも関わらず審議中に鍵を変える。しかも子どもたちは最低限の荷物しか持っておらず、人生に必要な物がそこに残っているのに、です。まさに別れて正解、を証明した事件。成立前にこの状態で、なぜ離縁を辞めると思ったか、むしろ謎でしかなかった(当時向こうは離縁に反対していた)。
今回の戸締まりでも、同じことが起こりえます。元いた場所を何らかの理由で一旦離れたとして。あとで必要な物を取りに戻ればいい、そう思っても入れるかどうかは別のこと。つまり、置いて出たもの=二度と戻ってこない、と思っていないと痛い目に遭うかもしれない、というお話。この話にはおまけがあって、離縁が成立し、鍵を変えられた家に持ち出し荷物の選別に代理人と入りました。その後引っ越し日まで家には入れないのですが、いざ当日になってみたら、持ち出し荷物の中に指定していないもの(ようは不要なもの)が積まれていたのです。もう呆然。引っ越しトラックの都合もあるし、本当に困りました。荷物選別の日、当たり前のようにそこに居てニコニコお茶を入れ、代理人たちをもてなしていた元姑。何を考えているのだろうと思っていたけれど、あぁそういうことだったのか、と合点がいった瞬間。
戸締まりは、鍵を閉めたら入れません。ですが、その一方で入れると思っている場所の鍵を変えられてしまったら、なんらかの条件が整わないと入れない。そのことを、戸締まりの際にはしっかり覚えておいてくださいね。そして、この話のように常識外れでも法令を無視した行いだとしても、やられてしまったらそこまで。結局、やったもん勝ちになる側面が、こと戸締まりに関してはあるのです。今考えればえみこの離縁って「それがどうしてまかり通るんですか?」という無理を通せば道理引っ込むを見せつけられ続けた一年だった気がする。そりゃ脳の中の報酬が「勝利」に置き換わるには十分な時間だったと言えましょう。こうやって、間接的に人間は洗脳されていく、だからえみこは身体に直接何かを教える人間が大嫌いなのです。そんな輩はぶっちゃけ鬼畜だと思ってる。
見つけ、構造化し、解除する。そして、それを罪状にして上に訴え、神罰を乞う。それが拝み屋であるえみこの仕事。龍神靈氣やえみこ論の中で「申請書を作って下さい」ということがあって、生徒さんから「申請書とか、まったくやり方判らないし」とか、言われたりしちゃうのですが。申請書にも、提出の方法があって、その申請を出せる資格があるかどうか、まず最初に調べることが重要だと思うのです。資格もないのにそれをすることは、「普通はしないんですけどね」ということを、やってしまっているに過ぎない。でも、きっとご本人は判らないのだと思うのです。元夫が「俺の家だ、出て行ったやつに泥棒に入られたら困るんだよ」と言い切ったように、正義感を持って間違い続ける。洗脳とか傀儡とか仕事柄良く目にしますけれど、共通しているのは視野の狭さ。この視野を広げることからしか、洗脳の解除はスタートできない。
あなたの思考の視野、「戸締まり」されてはいませんか?
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