呪い代行拝み屋です。
今回は呪い代行のご依頼者様からよくいただく質問、「呪い返し」について話したいと思います。
呪い返しって?
さて、呪い返しといっても一口では言い表せないくらいのパターンがありますが、ほとんどは相手に向けた”呪い”が返ってくる状況を指します。人を呪わば穴二つ、と昔から言いますよね。
ただしどんな状況で、どんなふうに呪いが返ってくるのか・・・ほとんどの人はイメージできないのではないでしょうか。今日はそんな呪い返しについて私の経験から解説させていただきます。
どんな状況で返ってくる?
呪いが返ってくる原因のほとんどは、呪いをかけた相手と第三者、に知られてしまった場合におきます。これはなぜかというと、呪いをかけるためには強い念=負の感情がその大元となります。
相手や第三者に知られると、その強い念に混じり気が生じるため、通常では起こり得ないさまざまな霊的影響が起きてしまいます。ただ混じった念の種類によっては”呪い返し”が起こらないこともあります。例えば、第三者に知られてしまっても、その人も呪った相手に強い恨みを抱いていた場合、さらに強力な呪いとなって呪いが相手に降りかかる場合もあります。あとは相手が無関心だった場合、単に効果が無くなってしまうだけ(術式破れ)ということもあります。
まとめますが、必ずしも”呪い返し”が起きる訳ではないんです。
呪ったことを知られても大丈夫な相手はいる?
上で書いてきたように、必ずしも他人に知られたからと言って呪い返しが起きる訳ではありません。つまり、呪ったことを知られてもいい相手がいるのです。
大まかにいえば、共犯関係にある相手に知られたところで、呪い返しや効果が無くなるなどのネガティブな反応が起きる訳ではありません。
経験上一番多いのは、夫婦で共通して恨みを持つ相手がいて、ご夫婦で依頼してくる場合です。
こういう場合はマイナスなことは起きないですから、安心してください。もちろん我々拝み屋も呪いの実施者ですから、共犯です。
万が一の時はどうなる・誰に返ってくる
ただし、中には万が一知られてしまった、という場合もあるでしょう。この場合、呪い返しは呪いの儀式を実施した人間に降りかかります。ですから素人の場合は、事故が多いのです。一番ポピュラーな呪いの儀式として”丑の刻参り”がありますが、自分で実施したところ、道中で見られてしまってどうにかできないか、という相談をよく受けます。素人は手を出さないのが無難です。
拝み屋の場合は当会で管理している山のお社がありますから、第三者に秘密が漏れる場合はありません。また万が一の場合でも実施者は当会のものが負いますから、ご依頼者様に危険が及ぶことはなく、リスクなく呪うことができます。
結論
結論ですが、呪い返しは確かにあります。しかし、注意深く行動すれば避けられることがほとんどです。しかし慣れないことをするとどうしてもミスは出ますから、可能な限り我々プロにおかませくださいね。