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SNSで人の成功を目にするたび心がざわつくのはナゼ?

SNSで他の人が「こんな大きい案件をもらいました!」なんて言っているのを見ると、胸がざわつくことないですか?
「それに比べて私は...」「なんで私にはできないんだ...」ならまだかわいい。「なんでこの人が…」「なんで私じゃないの…」みたいな地獄的感情に飲まれることがあります。簡単に言ってしまえば「卑屈」なんですが。
「だが、情熱はある」の山ちゃんを見て、あ〜これ私だけじゃなかったんだ!ってちょっとホッとした。けど、苦しいんですよねこの思考回路…。

これ辞めたいんだけど…なんか…この感情に名前はついてないのかね…?「○○ 克服」の「○○」の部分を教えてよ…!と思って調べてみたら、どうやらこれは「ゼロサム思考」ってやつのようです。よかった名前あった。

“同僚が褒められているのを見ると、自分が責められているように感じる、人を見る時、接する時に自分よりも上か下かで対応を変えるなど 勝ち負け、損得、上下と二極化して過度に考え過ぎてしまうのがゼロサム思考の特徴で、これも”他人から奪わなければ自分が奪われる”とゆう自己防衛から多く発生しています”

他人の成功を見ると、無意識に「自分の敗北」を感じてしまう。これだ…!

でも、おかしいんです。大谷や北川景子には敗北なんて感じないんですよ、天上人すぎて。ということは、ゼロサム思考に陥る時は相手をどこかで「自分と同じ土俵にいる人」だと見ている部分があるのでは?
例えば、同じような職種やキャリアだったり、同世代だったりすると、どうしても比較してしまう。そして、その比較の中で相手が何かを達成することで、「自分との差」を強く感じてしまうという。
…ねえ、ますます自分が嫌いになってくるんですけど!?

そもそも人気アイドルのライブじゃあるまいし、成功の席数が決まっているわけではないので、他人の成功が直接自分の状況に影響を与えることなんてないはずなんですよね。コンテストとかならあるとは思うけど。
仕事においては誰かが大きな案件を取ったからといって、私が取れるはずだった案件が奪われたわけではない。でも、ゼロサム思考に囚われていると、それを脅威としてしか見られなくなるんですよね。
って考えた時に、大谷も周りの人も同じなんだと気づきまして。他人の物語は私の物語に影響なんてない。比べるなんてナンセンスすぎるじゃん、と。

とはいえ、人間ですから、「なんで私じゃないねん」という感情は今後も自然に湧いてくるでしょう。でも、そういうときは「今〜私〜ゼロサム思考に囚われている〜」と歌うといいんじゃないかなと思いました。「だんだん自分を憎んだり 誰かを羨んだり」と歌っているからね、あいみょんも。
今後は誰かの成功話を目にしたら「よかったじゃん!やるじゃん!」と言いながら小銭を貯金しようかなと思います。貯まったお金で何か美味しいもの食べよう。


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