「声をエンタメにするために」 Voicyが毎年フェスをやる理由
(二年前のファンフェスタです。1分見てください。どう思います?)
10月24日にVoicyの最大のイベント「Voicyファンフェスタ」を開催します。YouTubeライブで無料配信するので、みなさんぜひ申し込んでみてください。
これはどんなイベントか。簡単に言うと、
ボイスメディアVoicyで活躍するパーソナリティが集結し、普段聴くことのできないコラボトークを繰り広げるトークイベント「Voicyファンフェスタ」。
です。
Voicyで活躍する多様なジャンルのトップパーソナリティが50名以上集結し、普段は聴けないコラボレーションをぶっつけ本番で繰り広げます。
ぜひ意外な組み合わせをお楽しみください。ぜったい面白いです。
なぜやるか? 「ずっとやりたかったから」
でもこのイベント、準備がめっちゃ大変なんですよ。社員みんなで手作りでやっています。
今年で3回目ですが、そもそもなんでやろうと思ったのか。単純に答えだけ言うと「フェスをやるのが夢だったから」です。
僕はとにかく多くの人に喜んでもらったり、お祭りごとが発生したり、サービスを作ったことで副次的にいろんなハッピーや遊び心が生まれるような事業がめちゃくちゃ好き。
Voicyファンフェスタでは、いまVoicyで活躍している人たちが全力で遊び心を持ちながら絡み合って、1つの面白い場所を作ることを目標としています。
ただ飲み会をやってワイワイ!わっしょい!っていうものじゃなくて、何か形になるものをちゃんと作れたほうが絶対にいい。
例えば音楽フェスはいろんなトップミュージシャンが集まってめちゃくちゃ盛り上げて、それを見たみんなが熱狂する。フェスってやっぱりすごくかっこいい。
そんなミュージシャンのように、声で魅せるVoicyのパーソナリティの人たちもそれぞれが1人のアーティストであり、エンターテイナーであるわけです。
Voicyはしゃべるヒーローを作りたい。だからその人たちのステージを作ってヒーローを作る手伝いをする。
ステージでみんなが遊び心を持ち寄って、ちょっと予想外なことが生まれたりする、そんな素敵な瞬間を事業で表現したいと思っています。
3年前、幻のファンフェスタはパーソナリティのほうが多かった
2016年9月23日にVoicyのサービスをリリースして、1周年を迎えた2017年9月23日に実は最初のイベントを開催しているんですよ。
それは言ってみれば「第0回Voicyファンフェスタ」です。そのときはパーソナリティさんが20人ぐらい来てくれたんですけど、リスナーさんは4〜5人でした。なんとパーソナリティのほうが多かったんですよね(笑)
そんな皆さんを、Voicyの社員やお手伝いの人とかインターンとか8人ぐらいでもてなして、もう本当に手作り感しかないイベントでしたね。ユーザー感謝祭みたいな形に近かったです。
「いまはそんなすごいことはできてないけど、いつかフェスみたいになったらいいな」。ずっとそう考えていました。
第0回をとても温かい雰囲気のまま終えて、年が明けて2018年1月は、はあちゅうさんなどインフルエンサーの参入でサービスが盛り上がっていました。「次はちゃんとしたフェスができるかもしれないぞ」と密かに思っていました。ようやくリスナーのほうが多いフェスを(笑)!
そして夏に開催した第1回のファンフェスタは、やったこともないのにめっちゃ大規模なものを企画しました。マイクロソフトさんの会場を借りて600人以上の来場がありました。
発信者を喜ばすことがみんなの幸せにつながる
フェスの醍醐味は、出演者同士のコラボレーションだと思うんです。
だから第1回ファンフェスタでは2会場を用意して、左右の部屋でそれぞれパーソナリティ2組がコラボしてしゃべるという形式にしました。
いつもはVoicyで1人でしゃべってる人たちが、他のパーソナリティと話したら絶対面白くなるんじゃない?という思いつきから始まって、ひたすら対談を組んでいきました。
それがものすごい評判良かった。
出てくれたパーソナリティさんたちもめちゃくちゃ喜んでくれて、会場に来ていたリスナーさんも皆すごい盛り上がっていました。うちの社員にいたってはなぜか感動して、泣く人もいました。
「来年も呼んでくださいね」とたくさん言っていただいて、これは来年も絶対やろうと心に決め、今年で3回目になります。
(今回もたくさんのコラボトークでお待ちしております。他の組み合わせはこちら)
僕たちがファンフェスタをやるにあたって一番の目標としているのは、パーソナリティさんを喜ばせることなんです。それはもう一貫しています。
パーソナリティが喜べば素敵なものを出してくれるし、それによってリスナーさんは喜んでくれるし、リスナーさんもパーソナリティさんもお互いが喜ぶことを望んでる。そういう世界をつくりたいです。
(手作りのファンフェスタの準備でオフィスが大変なことに)
いま、「声」が産業になりつつある。
今年は去年までと違うところがいくつかあって、1つは音声産業への参入者がめっちゃ増えたこと、そしてVoicyのパーソナリティにスポンサーが付いてちゃんと売上が立ち始めて、「プレミアムリスナー」という課金システムまで入れたことです。
つまり、声がやっと産業になるところなんです。
しゃべりが、声が、産業になっていく流れができ始めています。パーソナリティの声から生まれるコンテンツが多くの人を喜ばせ、そこからお金を稼げたり、ヒーローが生まれたりして、やっと「エンターテイメント」の中に入れる。そう思っています。
エンターテイメントという言葉をWikipediaで調べると、実は「しゃべり」がないんですよね。そもそも定義に入っていない。演劇とか歌はもちろん入っていますが、「トーク」というものが入っていない。
そこでVoicyは、いまこそ「トークがエンターテイメントになるんだ」ということを宣言する場所にしたいと思い、今回はハッシュタグで #声がエンタメになる というのを宣言したんですよね。
音声コンテンツ業界の多くの競合さんたちにとってもちゃんと後押しになるように、「音声産業、ここにあるよ」というメッセージを世に出せたらいいなと思っています。
「しゃべりが面白い人たちが集まったときのかけ算はこれだけ面白いんだよ」って、できるだけ多くの人にお見せします。
期待していてください。
無料視聴チケットの申込みはこちら。
オンラインで行うのは初めてなので、パーソナリティさんのためにもぜひ参加して盛り上げ手伝ってください!
24日はカレンダーを一日空けてお待ち下さい!
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