ブロックチェーンをさらっと理解するにもがっつり理解するにも最高の本の紹介と気になる用語解説
こんにちはおがじゅんです。
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10本記事の7本目です。
今回は導入。
こちらの本が大変わかりやすいので、ぜひ読んでくださいという話。
軽くメモ。
ブロックチェーンの話でよくみるけど、しっくりはわからない用語まとめ。
ハッシュ関数
・入力した値に対して全く異なるものを出す
・同じ値なら必ず同じ出力
・ハッシュ値からもとの値を割り出せない
・出力の文字の長さは固定できる
SHA-256
NIST(米国標準技術局)によって連邦情報処理標準の1つであるFIPS180-4として標準化された「SHA-2」規格の一部として定義されている(EthereumではSHA-3も利用されています)。SHA-2では他にハッシュ値の長さが224ビットのSHA-224、384ビットのSHA-384、512ビットのSHA-512などが定義されています。SHA-256は「SecureHashAlgorithm256-bit」の略で、名前が示すとおり256ビット(32バイト)長のハッシュ値を得る。
通常、SHA-256でハッシュ化するが、それでハッシュ化したものをさらにRIPEMD-160というハッシュ関数でハッシュ化するのがビットコインネットワークでは普通らしい。
楕円曲線暗号
公開鍵暗号の1つで、イーサリアムでもビットコインでも使われる。
(公開鍵暗号ってなに?って人は暗号技術に関してのこちらの記事みてください→ https://note.mu/ogajundayo/n/n5decfc8ec09e)
楕円曲線の式の図形的特徴上で加算・乗算を定義してあげると、「公開鍵」「秘密鍵」ができるという話。
知りたい人はぜひ本を読むと良い。
デジタル署名
公開鍵暗号を応用し、
・送られてきたデータの送信者が間違いないか
・伝送経路上でデータが改ざんされていないかを
確認するための技術。
通常、公開鍵で暗号化して、秘密鍵で複合化する使い方だが、
それを逆に使うことで、電子署名(自分が送ったデータと証明できる。)になる。
公開鍵と秘密鍵がペアなので、送信元が一致していることが保証され
ハッシュ値は少しでも改竄すると値がかわるので、「もらったデータを同じハッシュ関数でハッシュ化したもの」と「電子署名したものを公開鍵であけたハッシュ値」が一致していたら、改竄されてない証明になる。
技術とビジネスをつなげて世界をSFにしたい大学院生。AI関連、webアプリケーション(node.react.ROR)。現在、シリコンバレーでインターンしたいマン。