問題解決力はセンスのいい仮説をたてること
こんにちはおがじゅんです。
(→→→ twitter ←←←)
前に「優秀ってなんだろうという話」をした時に、
課題を解決する力の1つとして、
「それらしい仮説を立てるうまさ」について言及しました。
今日はその話です。
問題解決のフローってこんなん
さて、コンサルティングの仕事は問題解決です。
問題解決にはだいたい決まったフローがあります。
1課題を特定
2解決策を立案
3そして実行
課題の特定や、解決策の策定にも基本的なやり方があって
「広げ(ブレスト)」て「絞る(一個や二個に定める)」
そんな感じです。課題解決インターンあるあるです。
就活生は覚えときましょう。
実は「課題」の特定こそが大事で難しい
人は「課題」に対して良い「解決法」を見いだすことに重点をおきますが、
実は、「課題」の方が大事です。
「良い課題」でなければ、解決する意味がありません。
また「課題」というのは見えにくく、
クライアントでさえ認識してないことが多いです。
その課題を特定するには、数字的に分析したり、現場の人にインタビューしてみたりして、探していきます。
センスのいい仮説を立てる力が大事
しかし、ただ闇雲に調べてたり、インタビューしていたのでは、
ラチがあかないですよね??
それに「課題」の深堀りもできません。
そこで大事な力が「仮説を立てる力」です。
答えのないことをやる上で、「仮説を立てる力」が大変大切です。
それがセンスのいい仮説だと、「いい課題」が見つかります。
コンサルはよく網羅性が大事と言いますが、そんなものはおまけみたいなものです。説得材料であり、考え尽くしたという証明書にしかならず、課題の解決には繋がりません。(クライアントの説得や信頼獲得という意味ではつながるが)
決まった時間で、最高のアウトプットを出すには「センスのいい仮説」を立てる力を身につける必要があります。
勉強にもビジネスにも、周りに「センスが良い」人っていませんか?
言語化できない、再現性のない、正体のわからない、その才能的な能力に「センス」という言葉を使うように思います。
センスがいいってなんだろう?
ある具体例を出しましょう。
あなたは家庭教師を頼まれました。
高校2年生の野球男子です。全般的に成績が悪く、特に英語が苦手で、いつも赤点レベルです。
そこで、成績をどうにかしてほしいと母親に言われ引き受けることにしました。
今まで何人もの先生でもダメだったようです。
別段、勉強に不真面目というわけではありません。
部活も真面目にやっているし、部活後も毎晩遅くまで勉強しているようだ。
さて、あなたならばどんなアプローチをしますか?
場面設定も曖昧で、むちゃくちゃな話ですが。
ここでセンスのいい人はどうするでしょうか?
ちなみにあるコンサルの方いわく、センスのない人は、科目ごとに分析をはじめ、弱点を明確化する。といってました。
別に悪くないと思いますが、
課題の真髄は勉強の量でしょうか?仕方でしょうか?教え方でしょうか?
前に何人もの先生が教えていて成績が伸びないと予測されることがポイントですね。
本当の課題は別にあるんじゃないか?とかんがえられるわけです。
そこで先生は生徒に聞きました。
君、授業中に寝てないか?
はい。毎晩遅くまでやっているので、眠くて・・・
なるほど、宿題を減らすので、早く寝て、授業の内容に集中して、授業だけわかるようにしましょう。
こうして、無事成績が伸びたそうです。
スクラッチして、なんのキャラが隠れているかあててみよう!
結局センスが良いってなんだろう?
こんな問題があるとします。
この灰色の下にあるキャラクターが隠れています。
スクラッチして、当てましょう!
より削りかすが少ない方が勝ちです!
どうですか?
真ん中あたりから削りませんか?
そういうことです。
この記事では投げ銭スタイルを取ります!
おにぎり1個分くらいの価値があったなと思う人はぜひ、投げ銭してもらえると嬉しいです!
参考になればシェアしてくださると嬉しいです!
技術とビジネスをつなげて世界をSFにしたい大学院生。AI関連、webアプリケーション(node.react.ROR)。現在、シリコンバレーでインターンしたいマン。