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「カンパニオ-パンを分け合う人々-」朝ごはん会

今朝は「カンパニオ-パンを分け合う人々-」でした。ツカノマパンさんの大きなカンパーニュやレザンを切り分けてみなさんといただきました。

ツカノマパンさんのカンパーニュは焼成前の重さが2kg
ヨーロッパではそれでも小さいのだとか

カンパーニュの語源になった「カンパニオ」という言葉が「パンを分け合う人々」という意味をもっていると聞いたことで今回の会を開くことを決めました。

テーブルに置くと、小麦のとても良い香りがふわりと広がって本当に心地良い。芳しい香りってこういうことなのかな。

1番大きな包丁でも切るのが大変!
薪窯で焼いたパンは土壁に合いますねー。

■かちわりかぼちゃのポタージュ
ドッシリと滋味深いカンパーニュには秋場さんのかぼちゃ「かちわり」のポタージュをたっぷりと。パンにはスープですよね。

かちわりの名前の由来は斧で割らないといけないほど固いからとか。いやいや包丁でも切れますよ!ただすこしコツがいります。蒸すとホックホクで味が濃い!

■奥地放牧豚crucruさんのボンレスハム
ドライフルーツがぎっしり入ったレザンにはcrucruさんのスモーキーなボンレスハムがとても良く合いました。

ツカノマパンさんに「crucruさんのハムと合わせようと思って」と話すと「それならレザンが合いますよ」と教えてもらいました。
レザンにお肉を合わせる感覚はなかったのですが、やってみて「なるほどー!」と納得。ドライフルーツの酸味にお肉が良く合うんです。これは新しい発見でした。

■ジャガイモ男爵のスパニッシュオムレツ
堀田さんの卵と秋場さんのホクホクの男爵はスパニッシュオムレツに。
ゴロゴロとした食感にしたかったので男爵は蒸すか下茹でしておきます。みじん切りにした玉ねぎを炒めたらジャガイモを加えて卵でとじるだけ。冷めるとジャガイモがねっとりとした感じになってさらに美味しい!最後ににんじん葉のジェノベーゼを乗せました。

■スダチとにんじんのペラペラペ
秋場さんのにんじんのラペはうめうめfarmさんのスダチでマリネにしました。
にんじんをピーラーでペラペラにしたら塩で揉んで、柔らかくなったら水気を絞ってからスダチとオリーブオイルで和えるだけ。簡単なのにめっちゃ美味しい!

■パプリカの黒焼きオイル漬け
■翡翠ナスのステーキ+燻製醤油
■金澄れんこんのピクルス

べじぱさんのパプリカの黒焼きオイル漬けのネットリしたフルーツのような甘さ、須美ふぁーむさんの翡翠ナスのステーキのお箸でもたないぐらいの柔らかさ、里山れんこんさんの金澄蓮根はピクルスにするとサックサクで爽やか〜。自分でいうのもなんですが、どれも美味しかった。

■ローゼルのジャム
■りんごブラムリーのジャム

スミダファームさんのローゼルと善積農園さんのブラムリーはジャムにして添えました。どちらも酸味があってドッシリ系のパンに負けてない!

ハイビスカスの仲間ローゼル。
赤いガクとホウだけを使います。
お尻を切ってお箸で押すと
種がコロンと取れるんです。

■風氣庵の栗のはちみつ
さらに風氣庵さんの栗のはちみつも食べてもらいました。
栗のはちみつはマヌカハニーのような独特のコクと香ばしい風味があって、こちらも薪で焼いたパンととても良く会うんです!
瓶のままテーブルに置いていたらあっという間に半分ぐらいなくなっていて焦りました…。次は少しずつ出そう(笑)

わろうだにはまだカトラリー置きがないので
ハランや笹の葉、柿の葉を使ってます。

いつもの朝ごはん会は和食中心なので迷うことはあまりないのですが、パンに合わせる洋食は作り慣れてないのでいつもより大変です。でもツカノマパンさんのパンに合わせるやさい料理を考えるのは楽しい時間でした。

パンとやさいを組み合わせながら頭の中ではパン屋さんや農家さんたちの顔が思い浮かんで「この人たちが会ったらどんな話をするんだろう?」って想像してニヤリとしたり。

いつもの常連さんも、はじめましての方も、同じテーブルで同じパンを分け合うって不思議な感覚。だけどすごく平和な時間と空間になったような気がします。

来ていただいたみなさんありがとうございました。カンパニオ、またやりたいと思います。

@tsukanoma_pain
@crucru.bu_chan
@ogacrowarouda
@ogacro

#カンパニオ #パンを分け合う人々 #オガクロ #わろうだ #猪名川 #猪名川町北部 #猪名川流域 #流域をめぐるエトセトラ

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