秋晴れピクニックと結の文化

秋がそっと逃げていきそうな10月も半ばを過ぎた今日この頃…
秋の夜長はなにをしてお過ごしですか？

わたしは今、あらためて「革命のファンファーレ」の「おわりに」を読みなおしたところ。あとは、あした会うひとにクッキー焼こうかなどうしようかなと迷っているところ。

毎年秋は人恋しく感じてしまうのか、なぜかすこし落ちてしまうことが多いのだけど、今年は海辺でジャズを聴きに行ったり、公園のガーデンシアターで「ラ・ラ・ランド」を観に行ったり、恒例の栗しごとにスイートポテトを作ったりとすこやかに過ごせている。きっと幸せ。

今週の、秋晴れが最高だった水曜日。ともみさんとさとちゃんに誘っていただき、子育てママで秋のゆるピクニックをしに遥々福岡までさんたろうと向かいました。

ふつうに遅刻したけど、予定通りいきたかったTSUBAME DONUTにも寄った…

シナモンロールに目がないので、こっそり車内でたべた。

ともみさん、さとちゃん、あーちゃん、ばななちゃん、かすみちゃん（あさひちゃん、あまねちゃん、すずかちゃん）、わたし、さんたろう。

さんたろうは、人が多いのがにがてだ。
わたしもそうだけど、わたしは大人なので経験で後天的に社交性を身につけている。しかし彼は本能むき出しなので、もう家を出る時からこの日は機嫌もお腹の調子もよくなかった。

公園に着いてからも、駐車場からみんなのいるところまで連れて行くのも一苦労。
片手にバスケット、片手にさんたろう、背中はリュックサック。
（こりゃあほんとにどうしたもんか）
と思っていたら、ともみさんが駆け寄ってきてくれて

「いいよいいよー！荷物置いておいで。さんちゃんいっしょにあそぼうか〜」
と声を掛けてくれた。

さんたろうはプペルバスの時とあわせて、ともみさんとは確か二度目まして。
案の定、暴走するさんたろうをはしって相手してくれるともみさん。
「みんなと話しておいで〜」

ありがたくお言葉にあまえてみんな（といってもまだ、あーちゃんとばななちゃんしかいなかった）のところへ行って、はじめましてのご挨拶。
お互い子どもがいると、人見知りも少しはましになるからありがたい。

そう時間も経たずにさんたろうがもどってきて、しばらくしたら、お待ちかねのハラペコラボのお弁当を持ったさとちゃん登場。
さとちゃんとも顔合わせは初。

ピクニックなのにうっかりシートをわすれた私たちにバサッと大きなシートを広げてくれるさとちゃん。お弁当の手配に受け取り、おまけに子どもたちのおにぎり弁当までつくってきてくれるという神様…

かすみーず４人もやってきて、みんなでいただきます！
お弁当が可愛らし過ぎてみんなで撮影会。しかもさとちゃんがサラダロードのシート持ってきてくれて、ときめき指数だだあがりの私たち…

さとちゃん。愛らしい。

あまねちゃんとさんたろうは二度目まして。
二つ年上のあまねちゃん。

まだ、コミュニケーションの取り方がわからなくて、園でもお友達と遊ぶ姿がすくなかったさんちゃんが、この日は自然と打ち解けて楽しそうに遊んでいる姿が、ほんとうに眩しかった。
わたしはシングルマザーなので、いわゆる家庭内だけで子育てをすることが不安で、仲のよい人たちには「結の文化を実際にやってみたいし、できるだけたくさんの大人に触れさせたいし、家族の定義をゆるくしたいし、広げたいんだ！」と話してきたら、人に恵まれありがたいことに最近はほんとうにその願いが叶ってきているのです。ほんとうに感謝しています。

周囲ではシングルじゃなくても、夫婦二人で育児に奮闘しすぎて、見ているこちらもつらく感じてしまうことが少なくない。逆に子どもがいなくても子どもがすきな人はたくさんいる。子あり子なしというようなカテゴリー分けで繋がるんじゃなくて、もっと違うくくりで同じ方向を向いていければいいし、差出せるひとが差出せる範囲のものを差し出し合えば、みんなもっとお互いに満たしあえるんじゃないのかなって思っていたから、この日はほんとうにそれを体験して、わたしはまだまだ差出せるものなんてないけれど、しっかりとこれを次に繋いでいきたいなと強く思いました。

↓前にさんちゃんが撮った写真。
髪の毛をどーーーーしても切りたくないさんちゃんを二度目のチャレンジでまっちゃんのとこに連れて行った時、大の大人四人がかりで挑んだけれどだめだった。でもあれこれやる中で、最後はちょっと心をひらいたさんたろう笑
申し訳なさとともにほんとうにうれしかった。いつもありがとう。
（結局半年くらい伸ばしっぱなしだったので、お風呂場で３回にわけてわたしがジャキジャキやった…）

サラダロードとTSUBAME DONUT。

しれっとドーナツもたべる。

つい先日、運動会があって、やっぱり家族が揃ってるのは羨ましかったし、みんなが先生の話を聞いている時もひとりだけ話も聞かずに、すべり台へ走っていってしまうむすこをずっと追いかけまわしたりで、うんと疲れた。
じぶんで選んだ道だから、したたかに生きねばと思って日々過ごしているけれど、この秋晴れの一日と、もらった言葉と、さんたろうの姿が焼きついて離れない。帰り道はちょっとどころでなく号泣した。さんたろうはぐっすり眠っていた。

無理しているつもりはなかったけれど、じぶんの心が向かう方に素直に生きようとあらためて誓った、とってもすてきな水曜日。
ほんとうにありがとうございました。

もうクッキー焼くちからが残っていない…