座右の銘にしたい漢文の名言 その34
《令和7年1月20日(月)》
「愚者は成事に闇(くら)く、智者は未萌(みほう)に見る」
出典は「戦国策」です。
原文は「愚者闇於成事 智者見於未萌」です。
愚かな人は、ものごとが形になって現れてきても、まだそれに気が付かず、優れた人は形に現れる前に適切な対策を講じる…という意味です。
「未萌」とは「いまだ萌(きざ)さず」のことで、ものごとが形になって現れてくる前の段階のことです。その段階で、あらかじめ動きを察知して適切な対策を講じられる人…それが「智者」なのだと述べています。
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数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!