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madotteorimasu
幸運の鍵 第626話
《令和4年12月21日(水)》
人は皆、様々な目標を立て、それを達成しながら成長していくものです。目標は個人の習熟度や経験値によって様々であり、目標の大小で良し悪しはありませんが、常に夢や目標に向かってチャレンジすることは、とても大切なことですね。すぐに達成できるような小さい目標でも全く問題ないと思います。100を目指すために、1、2、3…とコツコツ向上していくことは素晴らしいことです。しかし問題は、そもそも100という高みを目指せる実力も能力もありながら、最終目標を10という低いレベルに設定して、それを達成して自己満足で終わらせることです。イタリアのルネサンス期の芸術家、ミケランジェロは次のように言っています。
「最大の危機は、目標が高すぎて失敗することではなく、低すぎる目標を達成することだ」
人は誰でも使命を持って生まれて来ると言われますが、皆誰でも、様々な試練を乗り越えながら生きていることを考えれば、確かに人には成すべき使命があるのだと思います。朝寝朝酒朝湯の毎日を過ごしながら果たせる、楽な使命など無いことは言うまでもありませんね。高い目標を掲げて何度も失敗しながらも、諦めずにチャレンジする姿勢はとても立派なことです。また、小さな目標をクリアしながら、少しずつ難易度を上げていくチャレンジも素晴らしいことです。しかし、楽をするために難易度の低い目標値をクリアして終了させたり、そもそも目標すら設定しない生き方は、向上すべき使命を放棄した生き方なのだと思うのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
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