幸運の鍵 第636話
《令和4年12月31日(土)》
生き甲斐を持って生活できることは、誰にとってもこの上ない喜びですね。生き甲斐は喜びをもたらし、喜びは幸せをもたらすものです。人によっては、欲を幸せの基準にしている人がいるかもしれません。お金に執着する金銭欲、豪邸や別荘、高級車を持ちたがる物欲、皆から賞賛され、人の上に立ちたがる名誉欲…etc。生き甲斐とは無限に喜びを増幅させますが、欲は人を押し潰す反作用も持っているものです。基本的に全く違う基準の概念と言えるでしょう。米国で活動したアイルランド出身の宗教家、ジョセフ•マーフィーは次のように言っています。
『人生最高の幸福は富でも名誉でもありません。 自分のしたいことを見つけ、取り組むことです。 人はそれを「生きがい」と呼んでいます』
例えば釣りが好きで、休みのたびに釣りに行くことが生き甲斐になっている人がいるとします。ただ釣るだけではなく、釣り方の研究も行い、結果的に本も出版、釣り番組のレギュラーに抜擢され、大学から非常勤講師に任命されたとしましょう。好きな釣りで財を成し、大学では先生と呼ばれ、お金も名誉も得たとします。しかしそれは、最初からお金や名誉のために釣りをしていたのではなく、純粋に釣りが好きで仕方なかっただけですね。逆に貧乏生活をしていても、目を輝かせて釣りに行く生活は変わらないことでしょう。生き甲斐とは、欲とは無縁の中に存在するが故に、喜びと幸せを引き寄せるのです。私達も心豊かな人生を築くため、純粋に無欲で打ち込める生き甲斐を持ちたいものですね。
今日の読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!