幸運の鍵 第1118話
《令和6年5月9日(木)》
人間は目的を持って、その目的を達成させようとする意志があるからこそ、道に迷うことなく目的地を目指せますね。何をしようか、はっきりしていない状態では、たぶん多少の風雨に晒されるだけで、どこに行ったらよいか迷ってしまうことでしょう。それほど目的意識を持って生きるということは、人間の人生にとって重要なことなのです。ドイツの詩人、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテは次のように言っています。
「どこに行こうとしているのかわからないのに、決して遠くまで行けるものではない」
目的を持つということは夢を持つということですね。夢に向かって進む行程は、楽しい道ではあるけれども、楽な道ではないはずです。夢を叶えるということは、茨の道を切り拓いて初めて辿り着くものであり、その辛さに耐えられないようでは、何も成し得ることなどできないのです。よく、頑張らなくていい…とアドバイスする声を耳にしますが、頑張りすぎて体力的にも精神的にもダメージを受けている人への労りの言葉であれば納得できます。しかし人間の成長にとって、試練を乗り越える=苦しみに負けない=頑張る!…という強い精神力が必要だということは、忘れてはいけない真理なのです。ゲーテの言う「遠くまで行く」ということは、まさに「向上する」ということなのです。
今日も読んでくれてありがとう!今日も皆さんに、たくさんの幸運が訪れますように!
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数多の若き英霊が海の藻屑となりました。感謝と鎮魂の誠を捧げます!合掌!