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一方ロシアは鉛筆を使った。

有名なアメリカンジョークに、以下のようなものがあるそうです。

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アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態ではボールペンが書けないことを発見した。

これではボールペンを持って行っても役に立たない。

NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。

その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度でも、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!

一方ロシアは鉛筆を使った。

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笑えるけど、自分ごとに置き換えると刺さりませんか?

自分自身や自分の周りでも同じような話はたくさんあったと思うし、いまだに気が付かずに無重力条件下でも書けるボールペンの開発を目指すようなことを続けているのかもしれない。(そうだったとしたら、誰か教えてください~。)

「柔軟な発想で・・・」なんてことをよく言われたりするし、自分も他人に言ったりしているけども、「よーし、じゃあ柔軟に考えるぞーー!」ってできるもんじゃないですよね。

こういう場合の処方箋としては、他人の意見、とりわけ自分と違うジャンルの人に意見を求めることが良いとされています。
頭じゃ分かるんだけど、実際に全然関係のない門外漢にあーだこーだ言われるとなかなか素直に受け入れずに「あんたに何がわかるんだよ!?」って反発してしまいますよね。もう、頭と口が自動的に反応しちゃうほどに。
なので、処方箋としては正しいのだろうけど、前提条件として自分の心に他人の助言を受け入れる素地がないと聴かないし効かない(ジャパニーズダジャレです)わけですね。

というわけで、アメリカンジョークに端を発した妄想は、「心を整えましょう!それが一番大事!」ってことに帰結したのでした。

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