ひびか 教程38「発想法|花器からの発想その2」
花器から発想法その2。今回は、以前から使いたいなーと思っていたおちょこを使って。ひびかの剣山がピッタリ入るんですよね(前回は剣山なしで大変だったので!)。ちょっと形の違うものが2個あったので、せっかくなので2つ使いをしてみようかと。木の幹みたいな雰囲気もあるので、花材はこんなのを選んでみました。
・サクラ(種類は不明、必死に探してみたのですが近い感じはコマツオトメ?)
・サクラコマチ
・ギョリュウバイ(葉のみ)
の3種類。
お稽古前のいけたものがこちら。イメージとしては、桜が両側に咲いている小道、みたいな感じです。
これはこれでいい感じですね!と先生。わーーーい!手前左のお猪口の方が口が広くて高さが低く重たい感じだったので、サクラコマチをお猪口の口にかけるようにしたのも褒めていただけました。うれしー!!
そして、せっかく二つ使っているのだから、位置関係を見直してみたり、もう少し桜の花を省いてみてとアドバイスをいただきました。
右側の桜の枝を一本減らし、残す方を少し短くして、左の桜の花を半分くらい省略しました。で、お猪口も近づけてみることに。
器の距離を変えるだけでもだいぶ雰囲気が変わるものです。面白いなあ。本当に微妙なところが意外にも大きく印象づいたりする。いけばなの世界は広い!
次回からはまた花材が送られてくるので、何が届くか楽しみです。自分で選ぶという経験ができたのも楽しかったですが、まだ慣れてないのであれこれ悩むもの。花屋さんに行って花を見るときの観点が、普通に花を買っていたこれまでとまったく違うということにも気づきました。