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ひびか 教程48「造形手法」

ついに最後の教程を迎えました。最後は「造形手法」。花材を組み立てたり接着剤で貼り合わせたりして表現する方法です。花器に挿したり入れたりすることにとらわれずに作品をつくっていきます。
今回届いた花材はこちら。さて、どうしよう。

はらんを使って作品の骨格を作ってみようとあれこれ。なんとなく接着剤は使わないでやってみたいなあと思ったので、はらんの葉を巻いたり挿したり組み合わせたりして作品の土台を作ってみました。
そして、はらんの土台を突き通るような感じでスターチスを配置して、上下もあまり気にしないで仕上げてみました。

お稽古前の状態はこんな。

お稽古に突入、先生に手直しのアドバイスをいただき、形を少し作り直しました。私自身もちょっと気になっているところをピタリと言い当てて、それをいい方向へ導いてくれるの先生あには、毎度驚かされます。

変化した姿はこちらです。

1年間の教程がこれですべて終了しました。
まったく初心者だった自分がここまで成長を実感できるまでになるとは、夢にも思っていませんでした。
植物のもついろいろな「貌」を見つけることができるようになれたことは、世の中が広がる感覚です。植物からたくさんの刺激をもらえ、豊かな気持ちになれるものですね。
たった1年でもこんな感覚が持てるようになるのだから、続けるとすごい世界が待っているのかもしれません。これからどうするか、何らかの形で続けられればいいなと思っています。
それにしても毎週よく続けられたな笑。まさに、オンラインでのお稽古の良さであり、恩恵を受けられたと思っています。たとえば、多少具合が悪かろうが、台風が来ていようが、ギリギリまで寝ていようが・・・なにせ家でできちゃいますからね。どこかまで出かけなくていい、というのは、出かけるのが億劫になりがちな私にはピッタリなスタイルでした。

一旦、ここで小さないけばな「ひびか」は終了しますが、またいけばなのお稽古を始めることになったら、この記録も再開したいと思っています。

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