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ひびか 教程37「発想法|花器からの発想その1」

今回は花器から発想法その1。ビデオの教材ではガラスのグラスを使って水に色をつけたりしてとてもオシャレな感じだったのですが、前々から使ってみたいなあと思っていた小さな黒い和風の器を使うことにしました。

花器を決めてからそこにいけていく花を自分で決める、という流れなので、黒い器に合いそうな花をどうしようかなあ…と悩んでいました。花屋の前を通るたびに立ち止まっては置いてある花を眺めてみたり、個人宅の軒先や道沿いに咲いている花を眺めてみたり。決めかねていたところ、たまたま姉のリース&スワッグのワークショップを手伝い、そこで使われていた花を何種類か少しずつもらうことができ、花材はバッチリ。

使った花材は、
・クリスマスローズ
・ミツマタ
・雲龍柳(以前のお稽古で使ったものの残り)
の3種類。ラナンキュラス(黄色)の蕾も使いたかったのですが、まったく手がでませんでした。

というのも、今回は剣山を使わないで頑張ろうと決意し、なんどもやり直しをしつつ、2時間ほどかけてなんとかおさまったので、もうこれ以上花材を増やすだけの余裕がなかったのでした笑。

お稽古前の2時間の努力の賜物(笑)はこちら。

そして、中はこんな感じで食器の内側の壁にぐるぐると。クリスマスローズに雲龍柳を巻き付け、クリスマスローズが完全に下を向いてしまわないよう、すこし上向きになるように頑張っていけたのでした。クリスマスローズの茎が程よい硬さというか、柔らかさというか、ぐるぐるするのにうってつけだったのでした。

黄緑の茎はラナンキュラス。もはやおまじないの領域に。

さて、お稽古にて先生からアドバイスをいただきました。そうなんです、ひびかにしてはクリスマスローズの花は大きく、しかもちょっと数が多いなあと思っていたところ、やはりそこの直しを(花数を減らす)すること、あとは手前にひょろっと垂れている雲龍柳をちょっと処理しましょう、ということに。

総崩れになる恐怖と闘いながら笑、無事にいけ直しができました。よかったー!

あ、雲龍柳の(右奥)角度がもうちょっと上がよかったなと写真を見て思いましたが、クリスマスローズの花を二つカットして、手前に垂れていた雲龍柳はクリスマスローズに巻きつけました。

先生いわく、一番左の緑のクリスマスローズが一番右の蕾くらいの状態だったらよりいい感じになっただろうとのこと。つい盛りたくなる気持ちを抑えた割には盛ってしまっていたんだなとちょっと反省。

もう一度このお稽古が続きます。次の器はほぼ心の中で決めてあるのですが、花材が悩むなあ。通ってるジムの入り口付近にサンシュユの木が2本あって、いまいい感じに花が咲いていて。数本欲しいなあ…とみるたびに思ってしまっています!欲しい!笑

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