見出し画像

ひびか 教程12「花型応用の自由花2」

初伝の教程8回目、今回も前回に続き花型応用の自由花でした。そして初伝ラストのおけいこ。前回に続いて「役枝1本だけ3種類の花型」のどれかを選んでいけたら、そのほかはすべて自由。ご自由にどうぞのおけいこです。

ご自由にどうぞのお稽古を通じて(といっても2回だけしかやってませんが)イメージを持っていけることのイメージが掴めた感じです。そういうの苦手かな?と思っていたのですが、今のところ面白くいけることができてます。

今回の花材はこちら。

届いた花材を見てピンときたのが孔雀草をふわふわと散りばめたいな、というのと、信夫ヒバのもっさり感を削いで、枝に苔がついている感じにしたいなあという点。今回はスターチスもモフモフしていて、すべてがボリューミーな感じでした。

そんなイメージを持ちつつお稽古前にいけてみたのがこちら。草の花型に挑戦してみました。

ここからお稽古を開始。先生に自分のイメージを伝えた後、いただいたアドバイスに沿ってヒバの葉っぱを少し広げ、孔雀草の葉っぱをくるくるよって動きを出しました。さらに孔雀草を役枝の方に少し倒すことで一体感を出してみました。

その経過がこちら(机の上が・・・汗)。すごくいい感じにまとまりました!

がしかし、今日のお稽古はここで終わらず、役枝を違う場所にいけなおす、そしてそのほかのあしらいなどをそれに合わせていけ直し、同じ花材を使って違うようにいけてみる、というものです。

さて困った笑。とりあえず役枝の位置を右側にうつし、行の花型(逆勝手)の感じにいけなおしてみました。その後、位置を変えた役枝に合わせてちょいちょい手直し。あれこれいけなおして完成したのがこちら!

いやー、だいぶ雰囲気が変わりますよね。というか、これはすごくいいお稽古になるなあと感じました。

ちなみに先生は、今回の花材のモフモフを最大限に活かしたいけかたをされていました。ヒバはほぼそのまま。ボウボウのまま。植物の力強さを画面越しに感じられるものでした。同じ花材を使っても、こうも違うものが出来上がるのねー、おっもしろーい!と、多分ほんの少しはいけばなの面白さを肌で感じられるようになってきたような気がします。

さて、これで初伝の教程は終了。テストが待ってます汗。クリアできれば次からは投げ入れという花瓶をつかったいけばなです。剣山とはちがう難しさで、地球の重力を感じますよ〜とのこと。

まずはテストが待ち構えていますが、次からも楽しみです。目に見える部分だけでなく、花瓶の中でどのようにしたら花瓶の上をイメージ通りにできるのかを考えなくちゃなんだろうな、なんて想像をしつつ。

いいなと思ったら応援しよう!