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SendGridの代替サービスを探す
クライアント用にアカウントを作っても光の速さでアカウントをBANして、何もしてないのに問答無用BANのメッセージを送ってくるSendGridに我慢の限界がきたので代替サービスを調査しました。
主要メール配信サービスの価格・到達率比較
SendGridとその代替サービスの価格(1通あたり)と日本国内でのメール到達率を比較します。
サービス名 価格プラン(1通あたり) 日本国内での到達率(参考値) SendGrid (参考) 無料プラン:月最大12,000通まで無料有料プラン:40,000通/月で月額約¥2,300(超過分¥0.145/通) (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説) 約99%(日本国内における送達率) (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)※NTTドコモ宛のバウンス率2%との報告あり (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説) Amazon SES 無料枠:(AWS EC2利用時)月62,000通まで無料有料:以降$0.10/千通(約¥0.01/通) (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説) ([
[2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark ](https://postmarkapp.com/blog/transactional-email-providers#:~:text=Applications%20not%20hosted%20on%20Amazon,go)) | **公式データなし**(AWSインフラの高信頼性。ただし設定次第で配信漏れ報告もあり) ([
[2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark ](https://postmarkapp.com/blog/transactional-email-providers#:~:text=,makes%20troubleshooting%20deliverability%20issues%20tricky)) |
| Mailgun | 無料枠:1日100通まで無料有料:例)50,000通/月で$35(約¥0.09/通) (Mailgun : Pricing, Plans & Set-up Guide of 2024) | 高い到達率で定評 (Sendinblue)とMailgun:ビジネスに最適なソリューションの選び方)(迷惑メール判定を回避し受信箱到達を保証と謳う) (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret) | | SparkPost | 無料枠:月500通まで無料有料:50,000通/月で$20(約¥0.05/通) (SparkPost Email Delivery Service) | 業界最高水準の到達率を謳う (SparkPost Email Delivery Service)(大手送信者向けに高い配信性能を提供) | | Brevo (Sendinblue) | 無料枠:1日300通まで(月約9,000通)無料有料:¥1,400/月~(例:10,000通で約¥3,300) (Brevo(旧Sendinblue)とSendgrid:どちらのメールマーケティングツールが最適ですか?) | 公式データなし(配信エラー時の自動停止機能で到達率低下を防止 (メール配信システム有料/無料14選を比較!機能や選び方も解説)。概ね高い成功率) | | BlastEngine | 無料トライアルあり(要登録)有料:10,000通/月で¥3,000~ (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))※送信数増加に応じ単価割引 | 非常に高い到達率(国内ISPや携帯キャリア向け最適化で「圧倒的な到達率」実現) (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング)) | | ベアメール | 初期費用:¥50,000有料:10,000通/月で¥5,000~ (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング)) | 極めて高い到達率(国内データセンター・IP使用で携帯キャリア宛も強力) (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説) |
表の補足: 上記は代表的プランの一例です。価格は為替レート等により変動する可能性があります。また、「到達率」は公表されている数値やユーザーレビューに基づく参考値です。実際の到達率はメール内容や受信環境、送信ドメインの設定状況によって変動します。
各サービスの特徴とサポート体制
上記比較に加え、各サービスの主要機能やサポート対応、対象ユーザー層についてまとめます。
SendGrid(Twilio SendGrid)
主要機能: トランザクションメール送信APIおよびSMTP、メールマーケティング機能、ステップメールや自動化、サインアップフォーム、A/Bテスト、詳細な配信分析などオールインワンのプラットフォームです (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。マーケティングメールからシステム通知メールまで幅広く対応できます。
到達率向上策: 専用IP(上位プラン)やドメイン認証設定により送信元のレピュテーション管理が可能。公式に日本国内99%の到達率実績が報告されています (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。一方、一部ユーザーからは共有IPプール利用時に配信遅延や到達ムラがあるとの声もあり、問題発生時は専用IPプランへのアップグレードが推奨されています ( [2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark )。
日本語サポート: 日本ではKKE社によるローカライズ版サイトや技術サポートがあります。ただし管理画面UIは英語のみで提供されています (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。サポート問い合わせはメールで対応(電話サポートなし) (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。
導入企業/ユーザー: 世界中で広く使われており、スタートアップからUber、Spotifyのような大規模サービスまで実績があります (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。機能が豊富な反面やや複雑なため、中〜大規模企業・開発者向けの色合いが強いです (Brevo(旧Sendinblue)とSendgrid:どちらのメールマーケティングツールが最適ですか?)。
Amazon SES(AWS Simple Email Service)
主要機能: AWSクラウド上のメール送信サービスで、SMTP送信やREST APIを提供します (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。大量メールやトランザクションメールの送信に適し、開発者はアプリケーションから直接メール送信可能です (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。送信ドメイン認証(SPF, DKIM, DMARC)や専用IPオプション、コンテンツのカスタマイズ(テンプレート機能)も利用できます。
到達率・信頼性: コスト面で非常に有利で1通あたり約¥0.01と最安クラスですが、その分機能は最小限です ( [2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark ) ( [2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark )。到達率の公式数値はありませんが、Amazonの大規模インフラにより基本的な配信基盤の信頼性は高いとされています。ただし配信レポートやリアルタイム分析機能がなく、到達性の問題が起きても原因を特定しづらいとの指摘があります ( [2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark )。実際に「SESではメールが届かず、ツール不足で解決に苦労した」という声もあり ( [2025] 6 best transactional email service providers compared | Postmark )、利用時は送信リストの品質管理や段階的なIPウォームアップなど運用面の工夫が必要です。
日本語サポート: AWS公式ドキュメントは日本語化されており、AWSサポートに問い合わせれば日本語対応も可能です(※開発者向けのテクニカルサポートは有償プラン加入が必要)。管理コンソールも日本語表示に対応しています。
導入企業/ユーザー: AWS環境にシステムを構築しているエンジニア主体の企業に向いています (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。費用対効果を重視し、自社でメール配信の細かな設定・管理を行える場合に最適です。逆に、専門知識のない個人ユーザーにはセットアップが難しいサービスです。
Mailgun
主要機能: 開発者向けに設計されたクラウドメールサービスで、柔軟なSMTP/REST APIを通じてメールの送受信・追跡ができます (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。リアルタイムのログ・イベント解析、メールアドレスの検証機能、ルーティング(メール転送)やパース機能など、メールアプリケーション構築に必要な強力な機能を備えています (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。プログラミングから制御しやすく、多数の言語の公式ライブラリも提供されています。
到達率・信頼性: 配信成功率の高さに定評があり、送信したメールがスパムフォルダに振り分けられないよう配慮されています (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。例えば、メール送信前のアドレス検証やスパム疑いのある送信をブロックする仕組み、主要ISPのフィルタリングポリシーへの追従など技術面で到達率向上を図っています (Sendinblue)とMailgun:ビジネスに最適なソリューションの選び方)。ユーザーレビューでも「Mailgunに変えて受信箱への到達率が向上した」との声があります。
日本語サポート: 公式サイト・UIは英語のみです。日本国内に拠点はなく、サポートも英語対応となります。問い合わせはチケット制で、ユーザーによっては「サポートの反応が遅い」との指摘もあります (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。
導入企業/ユーザー: 主に開発者やテック企業向けです。Heroku等のPaaSからのメール送信にも良く利用されており、サービス内からトランザクションメールを大量送信したいスタートアップ~中堅Webサービスに適しています。一方、ドラッグ&ドロップのメールエディタなどマーケティング向け機能は無いため、ノンコーディングでメール配信を行いたいマーケターには不向きです。
SparkPost
主要機能: 大量のメール配信に特化したクラウド型メールプラットフォームです。メール配信性能とリアルタイム分析が特徴で、配信に関する42種類ものメトリクスをリアルタイムで確認できる高度な分析ダッシュボードを備えています (SparkPost Email Delivery Service)。また、テンプレート機能による動的なパーソナライズ送信、確実に高速配信するためのSLA(サービス品質保証)やバースト送信(瞬間的な大量配信)の保証など、大規模送信に耐えるインフラを提供しています (SparkPost Email Delivery Service)。
到達率・信頼性: SparkPost自身「世界中の商用メールの40%を届けている」と謳っており (SparkPost: The World's Leading Email Sending & Delivery Platform)、業界トップクラスの到達率を実現すると公式に表明しています (SparkPost Email Delivery Service)。実際、MessageSystems社(SparkPost運営元)の発表したホワイトペーパーでも他社より高い到達率を示したとの報告がありました (メール配信サービスを選定する際に忘れてはならないこと | SendGridブログ)。高いレピュテーションを持つIP群と独自の配信最適化アルゴリズムによって、大手メールプロバイダへの送達も安定しています。※とはいえ、最終的な到達率はユーザー側の送信リスト品質や認証設定にも左右されます。
日本語サポート: UI・サポートとも英語です。日本国内に公式の窓口はありません。ただしドキュメントは充実しており、技術者であれば英語ベースでも導入に支障は少ないでしょう。
導入企業/ユーザー: SparkPostはAdobeやPinterestなど大規模なメール送信ニーズのある企業に導入されています。大量メールを高速・高到達で送りたいエンタープライズ向けと言えます。無料枠が月500通と小規模なので個人利用には向かず、主にプロダクトやサービスから数十万~数百万通単位のメールを送るケースで検討されます。
Brevo(旧称: Sendinblue)
主要機能: フランス発のオールインワン・マーケティングプラットフォームです (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。メール配信(トランザクションメールAPIとメールマーケティングの双方)に加え、SMS配信やWhatsAppメッセージ配信、簡易CRM、マーケティングオートメーションまで統合されています (20 の 2月 2025 における SendGrid の最適な代替案 | Secret)。直感的に使えるドラッグ&ドロップ式のメールエディタや豊富なテンプレートが用意されており、専門知識がなくてもプロ並みのメール作成・配信が可能です。
到達率・信頼性: 日本向けの具体的な到達率数値は公表されていませんが、送信エラー時にはそのアドレスへの配信を自動停止してリストをクリーンに保つ機能があるなど、到達率維持の工夫がなされています (メール配信システム有料/無料14選を比較!機能や選び方も解説)。大手フリーメール(GmailやYahoo等)への到達性も概ね良好とのユーザー評が見られ、無料プランでも送信ドメイン認証(SPF/DKIM)設定は可能です。
※一部ユーザーから「サポート対応が遅い」「UIがやや複雑」との指摘もあり (Brevo (旧Sendinblue) 評判 2025 試してみる価値がある理由)、設定に不安がある場合は注意が必要です。日本語サポート: 公式にはサポート窓口は英語中心ですが、有志による日本語ナビサイトや日本語ガイドが存在します (Brevo navi(旧sendinblue navi) - 日本語ナビゲーションサイト)。無料プランを含め基本的にはメール(チケット)サポートとなり、日本語での問い合わせには即時対応できない場合があります。
導入企業/ユーザー: スタートアップや小規模事業者、個人事業主に適したサービスです (Brevo(旧Sendinblue)とSendgrid:どちらのメールマーケティングツールが最適ですか?)。無料枠が1日300通と比較的大きく、無制限の連絡先管理も可能なため、小規模なメルマガ配信やECサイトの顧客向けメールに活用しやすいです (Brevo(旧Sendinblue)とSendgrid:どちらのメールマーケティングツールが最適ですか?)。一方で大量メール配信や高度な分析が必要な大企業には機能やスケーラビリティ面で不足する場合があります。
BlastEngine(ブラストエンジン)
主要機能: 日本のラクスライトクラウド社が提供するメール配信エンジンです。高速なSMTPリレー送信とAPI送信に対応し、自社でメールサーバを用意せずに大規模メール配信が行えます (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング)) (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。送信元IPのレピュテーション管理やメール認証設定はサービス側で最適化しており、ユーザーは難しいサーバ運用を気にせず利用できます (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。また、配信状況をリアルタイム監視しエラー発生時に通知する機能も備えています。
到達率・信頼性: 国内向けの到達率の高さが大きな強みです。14年連続導入社数No.1の実績を持つ姉妹サービス(BlastMail)の技術を活かし、主要プロバイダ(GmailやYahooメールなど)や携帯キャリア各社(docomo, au, SoftBank)のドメインごとに最適化された配信を行うことで「圧倒的な到達率」を実現しています (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。特に携帯キャリアメールへの到達に課題を感じている場合に有効です (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。日本国内IPから配信されるためローカルのセキュリティポリシーにも適合しやすく、到達率99%以上との声もあります(※非公式)。
日本語サポート: 電話・メールによる手厚い日本語サポートに対応しています (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。初期導入時の設定相談から運用中のトラブル対応まで日本語で迅速にサポートを受けられるため、メール配信に不慣れな担当者でも安心です。
導入企業/ユーザー: 国内企業向けのサービスです。月額¥3,000から利用できコストパフォーマンスも良いため (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))、中小企業〜大企業まで幅広く導入されています。特に自社システム(ECサイトや会員サービス等)からの自動メール送信で到達率を重視するケースや、英語サポートの海外サービスに不安がある場合に適しています。個人での利用よりは企業用途がメインです。
ベアメール(Baremail)
主要機能: 株式会社リンクが提供するメールリレーサービスで、メール到達率の最大化に特化したユニークなサービスです (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。クラウド型のメール中継サーバーと、送信メールを分析して健全性(スパム判定されないか)をスコアリングする機能を組み合わせ、確実にメールを届けることを目指しています (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー) (〖2025最新〗メールリレーサービスおすすめ13選!比較のポイントや選び方、メリット・デメリットを徹底解説 | 〖公式〗ブラストエンジン(blastengine)|API連携・SMTPリレー)。管理画面から配信状況をリアルタイム監視でき、エラー発生時は即対応が可能です (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。
到達率・信頼性: 国内最高クラスの到達率を追求しており、送信に利用するサーバーは日本国内のデータセンターとIPアドレスに限定されています (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。そのため、特に携帯キャリアメール(@docomo.ne.jp等)への配信で強みを発揮します (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。迷惑メールスコアが高くならないよう事前にチェックする仕組みや、IPレピュテーション管理も行われるため、到達率重視の重要メール(例:決済通知や認証コード送信など)で採用する企業もあります。価格が高めな分、到達率に妥協したくないケースに適します。
日本語サポート: 電話・メールサポートあり。初期費用¥50,000が設定されていますが、その中に導入支援サービスも含まれるため、専門スタッフのサポートを受けながら設定可能です。運用中も国内スタッフがフォローします。
導入企業/ユーザー: 高コストでもメール不達を防ぎたいミッションクリティカルな業務を持つ企業向けです。金融機関や大型ECサイトなど、一通でも届かないと機会損失や信頼毀損につながるメールを扱う企業に選ばれています (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説) (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。個人や小規模向けではなく、十分な予算とメール専門知識を持つ企業が対象です。
まとめと選定ポイント
SendGrid代替のメール配信サービスを価格と到達率の観点で比較しました。価格重視であればAmazon SESのような従量課金制サービスが最安ですが、設定・運用の手間やサポート体制も考慮が必要です。一方、到達率重視であれば国内サービス(BlastEngineやベアメール)が有利で、特に携帯キャリア宛メールの多い場合に安心感があります。MailgunやSparkPostはグローバルで実績があり開発者に人気ですが、日本語サポートの有無やUIも含め自社リソースとの適合を検討してください。
選定のポイント:
送信ボリュームとコスト: 無料プランの上限や有料プランの単価を比較し、想定送信数に合ったサービスを選ぶ。予算に余裕があれば到達率向上策(専用IPなど)に投資する価値もあります。
到達率実績: 公表値や口コミで到達率の評判を確認する。特に日本独自ドメイン(携帯キャリア・プロバイダ)への実績は重要です (sendgridなどメール配信システム10選を比較・紹介!選び方のポイント解説)。魔法のような解決策はありませんが、各社のノウハウ差が結果に表れます。
提供機能: 単にメールを送るだけでなく、API連携の容易さ、テンプレート管理、配信後のレポート分析、スパム対策機能など必要な機能が揃っているか確認します。
サポート言語・体制: トラブル発生時に日本語で迅速に相談できるかも信頼性の一部です。英語サポートでも問題ない社内体制なら選択肢は広がりますが、サポートが手厚い国内サービスは安心感があります。
用途適合: 自社(自身)の目的がマーケティングメール中心なのか、システムからのトランザクションメール中心なのかによって最適なサービスは異なります。マーケティング用途ならBrevoのような統合ツールが便利ですし、システム連携中心ならMailgunやAmazon SESのようなシンプルなメールAPIが向いています。
以上を踏まえて、自社の条件に合致するサービスを選定してください。価格と到達率のバランスはサービスごとに異なりますので、無料トライアルなどを活用して実際の到達状況や使い勝手を検証することをおすすめします (おすすめメールリレーサービス比較14選!選び方やメリット・デメリットを徹底解説 - Email Rising(イーメールライジング))。各サービスの公式情報やユーザーレビューも参考に、最適なメール配信基盤を検討してください。